城南宮で平安気分。その2
では、いざ、本丸「城南宮へ」!
城南宮の参道へ。
大きな石の鳥居がお出迎え。
参道から垣間見える梅苑の華やかさに、思わず歓声とテンションが上がる一行。
右手には繊細な葉の付け方をした松が、しなを作っていた。
門前には、不景気な顔をした植木販売人のおじさんが、可憐に花をつけた植木鉢に囲まれていた。
帰りなら、あまりのしだれ梅の可愛らしさに、買ってしまうかも?
古い境内案内図は、実用的ではないけど味がある。
この水鳥の絵の額って、どんな意味が? と、この時は不思議だったが、帰りには氷解する。
境内に入れば、1本のしだれ梅がほころび始めていた。
きれいなところをアップ!
拝殿には、
平安の雅びを思わせる御簾が。
意外と小振りな本殿。正面は小振りなれど、実は奥行きが唯ならなかった。
狛犬くんもお出迎え。どことなくかわいい。
ノコギリのような歯をむき出すこっちの人、おもしろすぎ!
バックが、また、キュート!
参道の灯籠にもあったけど、城南宮の神紋は日月星の「三光の紋」と呼ばれる。いかにも方角の神様らしい。
本殿の前には「神様へのお手紙」用便せんもあり、説明によれば、所定の料金を支払えば「宮司があなたのお願いを神様の耳元へ、こっそりお伝え致します」と! いやいや、別に取り次いでいただくほどの、内密なお願いは持ち合わせておりませんので〜。
本殿をぐるっと一周して、静謐な空気を感じる。
本殿の横手から入り、一番奥の三つ目の屋根の片側が、びゅ〜んと長い。
ほらね、とても奥行きのある本殿なのです。
本殿の背後にまわりこみ、向こう側へ。
堂々たる桧皮葺の屋根。
懸魚(けぎょ)が三つもついている豪華版の屋根。
桧皮葺の層を観察するため、アップに。
いかに手間ひまのかかったキチンとした仕事かが、よくわかる。
さて、次はいよいよ、春の山と、源氏物語のお庭へ。わくわく。