商店街を駆け抜ける。
いかにも伏見らしい風景を後にして、商店街ワールドへ進入する。
まるでパリの下町のカフェみたいな、懐かしさもある和洋折衷のお店が。
龍馬通り商店街には、『龍馬の水』をフューチャーした自販機が頑張っている。ただし、一行に龍馬ファンは皆無だったため、素通り(汗)
なぜ「龍馬」なのかといえば、近くの寺田屋で襲撃された龍馬が、この商店街の屋根づたいに逃げた、というエピソードがあるためだとか。
喫茶店にしては、玄関前に販売グッズ多し(汗)
いや、むしろ観光客は、昔ながらの店構えによろめくものなのだ。
よろめくが、時代を駆け抜けた龍馬のように、電車の時間のせまる私たちも素通りだ。(それでもときどきぱったり足を止める)
アーケードのある大手筋商店街へ。
店主の似顔絵つき巨大ウェルカムボードが、アーケードに下がっていた。
商店街の出口付近に、どんな商品より気になる物件が。
犬のバックプリントのジャケットを着たおじさんに、釘付け!
ソフトバンクのホワイトなお店にも、レッドなコーンにも、たばこの自販機にもマッチし、地味な色彩で風景に溶け込んでいながら、際立っていた。すばらしいファッションだ。
京阪の踏切を越えて、老舗和菓子屋「富英堂」さんに立ち寄り、名物の酒まんじゅうだけでなく、桜餅、麩まんじゅう(大好物!)を購入する。
おみやげは酒まんじゅうだけでなく、伏見のお酒「神聖」もすこしだけ、ね。