閻魔大王の金印
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3月末、真如堂に行ったとき、購入した授与品のことを書き落としていた。えらいものがあったのだ。
それは「閻魔大王の金印」!
晴明が死んだとき、不動明王が閻魔大王の宮殿に行き、「この者は寿命が来て死んだのではない。横死(不慮の死)であるから再び娑婆(しゃば)へ返してほしい。」と頼みました。
閻魔大王は承知して晴明に、「これは私の秘印で、現世では横死から救い、来世では往生がかなうものである。この印はお前一人のために渡すのではないから、娑婆に持ち帰ったら、この印を施して人々を導け。」と言いました。 晴明がこれを受け取るとたちまち蘇生して、懐中を見るとこの金印がありました。
晴明はこの後、八十五歳まで生き、生涯この印を人々に施し、死後に不道明王と蘇生の印は、真如堂に納められました。このいきさつが【閻魔大王蘇生金印傳】に書かれています。
この不思議な金印は、「決定往生の秘印」といわれる。これを押した印紋は、授与所にて購入できる。宝珠のシルエットに五芒星が彫られている簡単なデザイン。
この印紋を生きている人が持っていると不慮の死をまぬがれ、お棺にいれると必ず極楽往生できるらしい。
たぶん500円くらいだったのでは。こんな不思議なものは、買っとかなくちゃね!