黒門から北門まで
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古門からまっすぐ、ゆるやかな上り坂をあがると、知恩院・黒門へのなだらかな石段に続く。たしかに黒い門だ↓
松や苔など緑が目にやさしい。
屋根付き白壁がつづく塀と石垣と。
「たのも〜う! ごかいも〜ん!」
・・・あいてるがな。
幅広でなだらかで、きちんと整備された石段は、寄る年波でも登りやすく疲れにくい。ありがたい。
しかし、この苔むす石垣。
この鋭角。
まるで城郭のよう。
知恩院は徳川将軍家が、代々厚い庇護を与えた寺院だ。そのため、万一、二条城で何かあれば、京都における城のスペア(軍事要塞)として考えられていたのでは・・・?という伝説もある。知恩院=二条城への抜け道があるのでは・・・という伝説だってあるくらいだ(「プリンセス・トヨトミ」みたい)。
ちなみに作家の浅田次郎氏も、「知恩院=城」説に賛同している。
そうこう言っているうちに、あの角を曲がれば北門だ。
京都市内が一望できる。絶景、かな? 曇って霞んでるけど。
思えば遠くへ北門だ。
モミジがきれい〜♪