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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

女子ファイト!

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 GWの狭間の平日。でも一日中篠つく雨で、昨日までとは打って変わって肌寒く、夏糸ながらセーターを着た。なにをするともなくぼんやりと過ごして。

 今日したコトは、

 学費引き落としに備えての普通預金の調整と連休中の資金の引き出しに銀行へ行ったこと。

 水曜日ポイント5倍のスーパー○善へ行き、連休中の食品の買いだめをしたこと。

 『平清盛』での藤原頼長の男色ぶりに触発され、一体平安時代の男色事情はどうなっているんだろう?と調査したこと。

 いやー、これは面白かったですね。同じ思いの方は大勢いらしゃるようで、すでに2ちゃんねるで頼長スレッド立ってました(汗) 他にもあっさりと出るわでるわ・・・  

 丁度白河院の時代くらいから、一気に男色(バイセクシャルな意味での)が大流行していたなんて。それが政治的な意味合いも帯びており、力関係にも及んでいたなんて。まさに色と(出世)欲。

 おまけに頼長さん、『台記』という日記も残しており、こと細かに、あんなことやこんなことを書き残しているなんて。

 うーん、大河ドラマ平清盛』を機に、色めき立った腐女子をターゲットにして『台記』のBL部分が翻案されたり漫画化されたりっていうのも、ありえるかも(笑)

 なんといっても頼長さん、悪左府(悪辣な左大臣)といわれて恐れられたダークヒーローで、しかも端正な顔立ちだったらしいから、キャラ的にもビジュアル的にも腐女子好みでは、とまあ、盛り上がってしまったわけです。

 サブキャラでこんなに盛り上がれる『平清盛』は、やっぱり脚本の藤本有紀さんの目の付けどころのシャープさと、丹念な時代考証の賜物なんだろうな。大河ドラマは、もはやターゲットはおっさんではなく、女子、とくに勉強熱心な腐女子(「なぜ『台記』の現代文がないの!?」といらつく腐女子もやはり発見した)や歴女が目を輝かせるドラマへと舵を切ったのでは。

 このところの大河のテーマは「時代のしくみ(システム)を変えようぜ!」なんだけど、いま時代を変えることができるのは、もはや女子なのかもね。 

 今日見た風景。

   雨に惑う 蝶の下には 大蚯蚓(みみず)