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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

懇談会

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 Kちゃんの、3年生になって最初のクラス懇談があったので、学校へ。

 今回Kちゃんのクラス担任は現代文(国語)の男性教師。今私が珍しく読書にのめり込んだ本屋大賞受賞作、『舟を編む』の主人公?馬締(まじめ)くんを彷彿とさせる方で、ときたま自分の世界にふと耽溺してしまうタイプにみえた。

 なにげなく気分にムラがある。訥々と話し始めたかと思うと、突如熱を帯びて語り始め、ひとくさり語り尽くすと、沈黙が落ち、保護者にレスポンスを求めても沈黙が続くので、仕方なくまた語り始め、それがいつしか熱を帯び・・・という循環は、不思議に面白かった。やや不器用ながら、いい先生ではあるのだ。

 先生を観察していると、大変楽しい。帰宅後、Kちゃんに報告すると、「そやねん! 観察してたら、ものすご面白いんやけどな、あの面白さを説明するのは難しいねんなー」。

 続けて、「こないだなんか、授業してて『そういえば僕は最近泣いていませんねえ。いつから泣いてなかったかな・・・あ、奥さんはよく泣かすんですけどねえ』って、いってはった。あかんやろ、それ!って、思たけど」

 たしかに。けど、もしかして、持ちネタ?

 でも、相手をおもわず引き込む熱意は感じる。進路や受験方法についての貴重なサジェッションももらった。いろんな意味で、行ってよかった。