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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

まめな日々

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 5月になり、家の仕事が一気に忙しくなってきた。

 雨後のタケノコのように一晩で伸びる雑草取り。これは果てなくキリないので、一角ずつ崩して行くしか無い。直後はすっきりした地面を見てうれしいが、あっというまに元の木阿弥だ。人生のむなしさを感じる仕事である。

 同様に一日で2〜3センチ伸びるハウスのアスパラガスは、ときどきH氏の箸休めになる。僅かながら実るハウスのイチゴは、Kちゃんのお弁当にたまに入る。ハウスはたとえ大雨でも水やりが必須。お天気なら一足先に灼熱の空気を味わっている。

 ネギの畝はネギ坊主になってしまったので、最近のお味噌汁などの薬味はもっぱら山椒の葉っぱだ。山椒の葉の新しく柔らかい所を確認しつつ摘んで行く。刺があるので注意が必要。「葉っぱを摘む」という収穫作業は、いたく退屈なので、「茶摘み歌」というものが発明された必然性を思い知る。なるほど歌でも歌わんとやっとれんやろ。

 現在の旬はさやえんどうだ。鞘ごと食べる豆だ。筋を取るのが面倒だが、これがなかなか芸達者で、煮物、天ぷら、炒め物、サラダとレパートリーは広い。だから毎日食べても食べ飽きない。食費を浮かせたいわが家には、持ってこいの食材だ。

 毎朝30分以上は畑でサヤエンドウの収穫に費やす。これは緑の茎・葉・蔓の中で緑の実を探す作業なので、単純ではない。おまけにサヤエンドウは厚みがある蔓をつくっているので、外側のサヤエンドウカーテンをかき分け中をのぞいて行かないといけない。作業としては複雑で面白い。

 ここんところ大きなボウルにこんもりするほどの大収穫なので、新鮮なうちにと、あちこちに配って歩いている。

 ご希望の方がいらっしゃったら、遠慮なくどうぞ(コメント欄へご連絡を。ただし先着順)。「マメ狩り」をしたい、という方は、さらに歓迎だったりしますので(笑) ハサミと容れ物の貸出し付き。もちろん無料ですから。

 ただし、勝負はあと1週間くらいか。期間限定の旬野菜を余すことなく食べ尽くし、利用し尽くす所存のわが家だ。

   ぶらぶらと 人待ち顔に 鞘の豆