ぎおうせんべい
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
保留にしてあった妓王寺でのおみやげ「ぎおうせんべい」だ。
ラベルは思い切り和風の絵柄と字体ながら、包装紙は洋風ファンシー系だ。意図して意外性を狙ったのか?
本体のせんべいには、外装ラベルと同じ絵柄の焼きが押してある。しかも道ではなく川であることがわかるように、魚まで描き足してある。作り手の几帳面さ、誠実さが如実に現れている。
さらに、ビニールの小袋には、さざ波のような模様が。芸が細かい。
素朴ながら素材の持ち味を活かした味で、なかなか美味しかった。
・・・のだが。ひとつだけ、惜しい点が。
もしかしたら、大河ドラマが終われば終了となるお菓子かもしれない。期間限定品なのかもしれない。だからそうそうコストはかけられないというのは、とてもよくわかるのだが、それでも。
この箱は、やはりいかがなものか、と思うのだが。
倒れ伏す麦の姿やしずかなり