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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

三門へ

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 お土産タイムも堪能したので、いよいよ最終目的地である「三門」へ。なにしろ今回のメインイベントである。

 台風一過ではないが、嵐の後に日差しが戻ってきた。世界がすっかり洗い浄められ、ぬれた葉っぱや地面がキラキラと輝いている。なんというグッドタイミング!

 さて三門への階段を下るわけだが、男坂と女坂の2ルートがある。躊躇する2女子を尻目に、見かけは華奢だけど、常に冒険野郎な攻め姿勢の心意気でチャレンジャーなれんくみさんは、男坂を1、2段降りかけたが、

「あかん、フラッとめまいが」。

 だって、こんな急勾配だしさ。この高さだけで充分、めまいするよね。

 上から見たら急斜面の坂にしか見えない。石段なのに。

 

 下から見ても、インカのピラミッドみたいに険しい。体育会系らしき高校生男子がすごいスピードで駆け上がっていたが、そんなマネは私たちにはキケン過ぎる。「よい大人は決して真似しないでください」というテロップが入りそうだ。

 そんな訳で、なだらかに迂回する女坂をくだっていく。正解。

 あすはヒノキになりたい! 子どもの頃読んだなあ、「あすなろ物語」(by井上靖

 ついでに思い出したけど、「次郎物語」とかも読んでたなあ。小学生の頃が、一番まじめな読書をしていたのかも。

 

 「念ずれば花ひらく」by坂村真民(詩人)。作者の筆跡で彫られた石碑である。

 なんとこの言葉を彫った石碑が、世界中に700基ほどあるそうだ。

 女坂をゆっくりと下る。

 いよいよ三門に到着だ。