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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ブリューゲルは素敵

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 せっかく大阪まで出て来たけれど、警察署とデパ地下に立ち寄っただけで、ハチミツと551の肉饅を買って上りの電車に乗車。そのまま帰宅かと思いきや、京都駅に直結したJR伊勢丹の7Fにある美術館「えき」の招待券を持っていることを思い出し、途中下車して『ブリューゲル版画の世界』を観ることにする。

 銅版画の展覧会って初めてだったけど、クールでユーモラスでカッコよかった!思わず私も銅版画やってみたい!と思ったくらい、引き込まれてしまった。それはもちろんブリューゲルのお手柄なんだけど。この豊かな白と黒のモノトーン世界にすっかり魅了されてしまった。

 初期の雄大なアルプスを望む風景画も、カッコいい帆船やガレー船の緻密な表現も、可愛くてユーモラス、なおかつ独創的な悪魔や化け物も、聖書の主題や宗教的な寓意画も、ことわざの素敵な視覚化も、なにもかもがナイス! もし私が家に飾るんなら、ど〜んと波に揺れる帆船の絵が、いっとう好き。船の絵はどれもカッコよかった!

 「えき」は11月23日まで無休です。月曜定休の図書館員にはうってつけの美術館でよかった。あ、すごい細密画なので、メガネとか拡大鏡を持って行くのも手かも(大袈裟か?)