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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

長谷寺をのぼる。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 やっとカテゴリーが「神社仏閣」になった。丁度7月だし、キリもいい。

 

長谷寺の入口には、背の高い松の木が聳えていた。まるで長谷川等伯の「松林図」のように。  

屋根部分が四角でなく丸い。なんとなく不思議な気がして写真に収めたのは、だからなのか(一週間たって気づく・汗)

 

   

前に見えるのは、仁王門。両側に阿吽の仁王様がいらっしゃる。

 

手水舎で水を出しているのは、ほぼ龍、たまに亀がほどんどだが、ここは亀だった。

 

 

杖の貸出しサービス(無料)もあります。もちろん私たちには無用の長物だ(といいつつも、借りようかと迷っていたりしたっけ・笑)

 

 

長谷寺では、ここの石段が一番険しかった。コケた人、一名。でも、無傷で被害もなくよかった。

 

   

長谷式の優雅な灯籠が下がる。向こうの暖簾のようなものに描かれた、知恵の輪みたいな輪っかふたつが長谷寺の寺紋だ。

 

 

龍や獅子の彫り物が、力強い。

 

 

 ついに憧れの登廊!!

   

399段とはいえ、こんな優しい勾配の石段は初めてだ。観音様の慈悲を感じる。

 

 道々で紫陽花たちに出会う。長谷寺は別名「花の寺」と呼ばれ、初夏のシャクヤクが有名だが、6月7月は、紫陽花の寺となる。

 

 右手に折れるポイントまでたどり着いた。

 

 次なる場所は文学ポイントだ。先ずは紀貫之

 

 そして小林一茶も。

 

   

ここにも、さまざまな色合いの紫陽花が美しく咲いていた。

 頭上にも美しい緑が。

 

んん?? なんだこの洋梨みたいな小さい実は?

 知っている方がいらっしゃったら、教えてくださいね。いまのところ「ロウバイ」が最有力候補だ。

 

 

ついに最後の一段を上り詰める。ネット上で見つけた長谷寺のお坊さんの記事によれば、400段を越えて観音様にお祈りする、つまり「死を越えて」やってくる、ということらしい。