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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

アクリルたわし講習会

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 前回の読書会で、「アクリルたわし作り方講習会」が開催されることが決定された。

 インストラクターの「先生」は、しばしば手作りのアクリルたわしをみんなにプレゼントしてくださるOさん。彼女の作品はものすごく使い勝手がよく、汚れ落ちが素晴らしいと評判が評判を呼んで、ぜひ作り方を教えて欲しいという希望が何度も繰り返されたため、ご自宅に集合することになったのだ。

 私はもちろん、手芸方面は苦手分野だ。学校を卒業してから、やっと好きにはなったが、不器用が直ったわけではない。

 家庭科の先生たちは、一様に「ななめ上から目線」だったり、皮肉っぽいものいいをしたり、遠回しにイジワルだったり、説教好きだったので、私の家庭科苦手意識は天井の雨漏れ染みのように広がってしまった。いまだに家庭科の宿題が仕上がらない悪夢を、年に一度はみるほどだ。

 でもOさんに教えてもらえるのなら。

 竹を割ったような気性の見本のようなOさんは、さっぱりとクレバーな方だし、年下の私たちにもイーブンに接してくださるので、とても気楽なのだ。

 初めて訪問したOさんのお家は、壁伝いに収納ドアがあり、とてもすっきりとシンプルで、使い勝手が良さそうだった。とても身軽に人の3倍は動かれ、同じく人の3倍は仕事が速い方なので、もちろんキレイに片付いている。それでいてすっきりしたお家にありがちな冷たさがなく、とても居心地がいい。考え抜かれた工夫もされていて、家も人柄なのだと痛感した。

 アクリル毛糸はひと玉・2色を各自持参で、私はミントチョコの配色を狙ってみた。

とはいえ「先生」の胸のすくような口の悪さは大好きなのだが、20年以上編み棒を持っておらず、このところ指の動きも針仕事をするたびますます不器用になってきているのを自覚しているので、身のすくむ思いだ。でも勘のいい先生は、私のトラウマをいちはやく感づいたのか(笑) 的確に指導してくださった。長年のお付き合いでもあるしね。

 お昼は先生手作りの、ちらし寿司&蟹身入りそうめんセット。さすがの私も満腹。カボチャやデザートのパインも。

 午後から続きを再開し、遅れてきた上、手の遅い私以外のみなさんは、二つ目をチャレンジされていた。それぞれに、編み方の手の動きや配色が異なっていてかぶる人がいない、というのも個性的な面々が集う読書会ならではといえよう。

 早めに帰る若手(!? 一般的には若くないが相対的に)メンバーのため、早まったおやつの時間には、別の方の手作りのグレープフルーツのムースあり、台湾産のアップルマンゴーなど、遅ればせながらの女子会(平均年齢50半ば?)を満喫する。おみやげに先生のアクリルたわしをひとつと、自作のをひとつお持ち帰り。

 んん〜、Kちゃんが幼稚園のときにバザーで販売する「手作り品講習会」以来のグループ手作り会だった。子どもが大きくなると、こういう機会がめったにないので、逆に新鮮。PTAのさまざまな長を歴任され、読書会でもそのリーダーシップをいかんなく発揮されているOさんは、「先生」としても素晴らしかった。ありがとうございました。