以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

のぞみ、かなう。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 礼堂に入る。通路兼参拝所で、長谷観音さまの上半身を拝ませていただく。

 その大きさや造形を越えた、ものすごいパワーが発散されていて驚愕する。確かにここは、たじろぐほどのパワースポットだ。圧倒的な異空間。

 ネットで写真や動画は散々見たけれど、もうそんな知識が飛び散るくらいの凄まじさ。この観音さまは、リアルでしかわからない。そりゃあ千年前からの信仰の積み重ねもあるけれど、この濃密でダイナミックな空気感は初めてだ。

 急ぎ足で堂内を回られている、お百度を踏まれている方もいらした。そりゃあ、このお方なら、と私だって思うわ。

 あまりの濃い存在感に、本尊に向かって左脇侍の雨宝童子さまを見落としてしまった。というか、今日はもうこのお方だけでいい!という感じだったのだ。浮気したら(!)十一面観音さまのパワーがこぼれてしまう、みたいな。それくらいのど迫力だったのだ。

 念のためにおみくじをひく。せっかく来たのだから。吉、だったかな。悪いことは書いていない。未来には光があるので、今は地道に頑張りなさい、みたいな。

 さあ、念願の舞台へ! 

 舞台の手すりまで行き、振り返れば本堂だ。感無量。

 扁額は『大悲閣』。かっこいー!!

 舞台からの風景は、まさに絶景。あの細長い屋根が登廊だ。なんだかいとおしい、そこを登ってきた自分も。

 下界の山。

 多くの寺院。 

 

 りっぱな松がそびえ

 緑のグラデーションが美しい。

 これで「長谷寺に行って、登廊を上り、長谷観音様にお詣りし、舞台から下界を見る」という私のささやかな願いは、叶えられたのだった。