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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

あじさい三昧

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 本堂からくだって、道の両側に紫陽花を眺めつつ、おしゃべりしつつ、のんびりと歩く。  「花の御寺」は、あじさい祭だ。  白いあじさいは、ひときわ清楚で瑞々しい。いかにも「おじさん好み」だが、私も好きだ。  青紅葉も、爽やかに風にひるがえる。  谷にも、あじさいだらけだ。  弘法大師空海の入定、1150年を記念して作られた御影堂。記念するには、数字がやや中途半端だ。昭和の終わり頃だから、まだバブルの頃だな。  蓮の上で、いかにも穏やかな空海。数珠と密教法具をお持ちだ。祈祷のとき、空海が必携した五鈷杵かもしれない。  お顔がお地蔵さまのようだけど、やはり密教法具をおもちなので、弘法大師。台座に彫られた急須の意味が知りたい。急須ではなく、やはり法具か?  でも彼は唐からお茶の木を持ち帰ったらしいし、三重県には「弘法大師之御茶」という高級茶を売る会社があるそうだし、茶器かもしれない。  ふたたび、あじさいを見つつ、青紅葉の下を歩く。