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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

柿の葉押し寿司を作る。

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 柿の葉寿司をつくろうと思い立った。

 そろそろ柿の葉も大きくなってきたし、昨日「トロしめ鯖」(真空パックでスーパーに売っていた)を買って来た。本当はスモークサーモンで作りたかったが、生憎置いてなかったのだ。

 ホントなら一つずつを柿の葉で包んでから押して行くのが、本来の柿の葉寿司だが、そんな器用な事はできないので、「ますの寿司」製法で作ってみる。容器に柿の葉を敷き詰め、全体で包み込むのだ。これなら簡単(手間は掛かるけど)。

 贈答用の魚の粕漬けが入っていた丸い木の容れ物を取っておいたので、容器はそれで作る事にする。駅弁の「ます寿司」の容器だってとってあるのだ。

 柿の葉も、裏表チェックしつつ一枚ずつ取ってくる。それを洗って乾かして拭いて。

 お昼過ぎに昆布を入れてゴハンを炊き、炊きあがったら、すし酢(このときはゴハン3合で、取りあえず酢カップ1/3ぐらい、砂糖大さじ山盛2ぐらい、塩大さじ1くらいかな? なんせテキトー)を作って混ぜ込み冷ます。すし酢はわりにアバウトでつくるので、当然、なかなかジャストなすし飯には仕上がらない(汗)

 それでも容器にラップを敷いてから(出しやすい)、葉っぱの表を上にして、柿の葉を敷き詰める。その上にゴハンを押し込み、薄切りにしたシメサバを乗せて行く。

 なぜか押し寿司の上に魚を敷き詰めたり、ケーキのスポンジの間に薄切りの苺を敷き詰めたりする作業が好きだ。いかに隙間なく敷き詰められるかを、必要以上に真剣になって作業することになる。

 アバウトな味付けのすし飯だが、しかーし! そんなゴハンを助けてくれたのが、新しょうがの投入だった。たまたま冷蔵庫にあった新生姜を針状に切って散らしたら? と、ふと思いついたのが、今から思えば勝負の分かれ目だった。新生姜、ばんざい! 

 ところで生姜は針に切ったつもりだが、爪楊枝くらいに自然に拡大してしまったようだ。

最後にふたたび柿の葉を、今度は裏向けに乗せて行き、やっぱり覆い尽くす。その上からラップをかけ、「ます寿司」の蓋を落とし込んで、サイダー6本入りの段ボールで重しをすること3時間で、出来上がり。

  

 実はすし飯が余ったので、夕方スーパーへスモークサーモンを買いに行き、もうひと折、小振りながら押し寿司を作ったのでした。こちらのいくらかは、娘のお夜食になる予定。出来上がりは22時だからね。

 ちょっと肌寒いくらいだったので、他におでんなども作った。ほぼ半日をゴハン作りに費やしたことになる、充実の雨の一日。