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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

「FREE POP EXPO」

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 順番としては最後に行ったのだけど、期間が長くはないイベントなので、まずはコチラから紹介。

 「FREE POP EXPO」は、障がいをもつ“つくり手”がつくった雑貨たちの博覧会。フリーでポップ、ユニークでキュート、ナイスでグッドな雑貨たちに、しっかり魂奪われました。もちろん展示品はがんがんお買い上げできます。

 手間ひまのかかる「さをり織り」の小物は、作業所などの定番で、高級感ある織物だけど、それを奇妙なぬいぐるみにしちゃうなんて! あっぱれ!としかいいようがない。すごい、よくやった!といいたい。

 そしてこの奇妙なぬいぐるみが手提げにしている覆面ポーチは、今回の博覧会のなかでも、私の大のお気に入りなのです。

 で、この雑貨たち、なかなかしたたかなやつらなのです。「う〜ん、これはホントに必要か否か」と、じっくり物(ブツ)のまえで沈思黙考し、取捨選択するのです。いつもは時間が経てば、どんどん削ぎ落とされる物欲が、なんとしたこと時間が経てば経つほど、増えて行くという予想外の展開に! 「あれもほしいこれもほしい地獄」へと突き落とされるのです。しかたなく廉価なものから残して行ったのですが、ほんとに泣く泣く諦めましたよ。

 私が動けなくなった場所です。

 知り合いの人たちが関わっているのだけど、身びいきでもお世辞でもなく、デザイン的にもスゴいことになっていました。結構な長時間、私はここで物色していたのだけど、このパワフルな楽しさってなんだろうと、ついでに考えました。

 きっとこれって、作り手が「これ作りてぇ〜!」と熱望している物を周りが盛り上げてどんどん作っちゃうんじゃないかと。ふつうに考えたら「さをり織り」に覆面レスラーは合わせない。そんな一握りのコアなファンに届けるより、一般受けする無難なものをつくろうとするじゃないですか。

 ああやっぱり、今見てもいいなあ〜。

 椅子の手ぬぐいシリーズ。京都のフリーな日本画家、故・堂本印象(本物の椅子も手作りされている)画伯にやっぱり椅子のシリーズのクリアファイルやカバンがあったように思うけど、堂本印象画伯に渡り合える出来! すんごいナイスワーク!

 手前のカゴのポーチのシリーズが素晴らしい。手前の抽象的なデザインに一目惚れ、後のカラフルな4人の天使??のシリーズのカラフルさったら、もう! なかほどにはジンベエザメが豪快に泳ぐ模様もあって、これもサイコー! メロメロでしたが、結局買わずじまい(泣)

 で、結局買ったのはこれだけ。

 赤いメガネケースと、スイートなピンクの手ぬぐいと、キュートさに和むマスコット、そして「明日休みたいクリアファイル」。

 「明日休みたいクリアファイル」は速攻で手に取った。お値段的に手に取りやすいという部分は大きいけど、これ、ホント、私のストライクゾーンを直撃でしたよ。

 ところが! 

 帰宅した娘、Kちゃんに見せると

「これ、えーなあ! 欲しいなあ」と、珍しく私の買った物をえらく気に入ったので進呈しましたよ。複数買うべきだったなあ。我家でプチブレイクでした。

 「FREE POP EXPO」では、ワークショップやトークイベントもあります。10月8日まで、梅田ロフト7F/ロフトフォーラムにて。仕切られた、わりと小さな空間ですのでお見逃し無く。