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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

ラブレCMにもやられる。

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 自覚症状ないままに、気がつけば松田龍平にハマっていた。

 いや、正確には『あまちゃん』に出ている水口さんとしての松田龍平というべきか。琥珀掘りの勉さんの弟子にはじまり、実はアイドルスカウトマン、ついでアイドルグループのマネージャーを経て、アキちゃん一家が立ち上げた芸能のマネージャーにと変遷する水口さんにやられていた。

 ミズタク祭のサイトも「お気に入り」に入れて、ときどきながめてほっこりとしている。この楽しい女子校ノリは大好きだ。(『平清盛』のときのツイッターを見るのも楽しかった)

 どうも、お正月があけても帰って来ない、電話にも出ないアキちゃんを迎えに北三陸まで来て、「なぜ、出ない、電話に」といったあたりから、浸食され始めたらしい。

 いや、その前にアキちゃんのワンシーンのドラマ出演の練習に付き合って、何パターンもヘンテコな台詞を云うアキちゃんに、「素で」(たぶん)吹いていたあたりかもしれない。(その後も「素で笑ってしまう」場面は、頻出されていたので、「素でつい笑ってしまう『水口』」にグッとくる女子は多かったと想像される)

 いやいや、寝ているところをアキちゃんに起こされて、半寝状態で「いいこと言おう」と睡魔と闘っているところだったような気もする。

 クールな男の無防備な部分、ふとうっかり油断した部分、というのは、女子にとってはプーさんのハチミツみたいなものだのだ。抗うことなど出来ない。

 そんな陥落女子たちを、一網打尽にしようと目論んだのが、「カゴメ株式会社宣伝部」である。植物性乳酸菌ラブレ菌を使用した、一日分の鉄分が取れる乳酸菌飲料『ラブレ』のCMに、松田龍平を起用したのである。

 しかしカゴメさんがエラいのは、ちゃんと芸のあるCMに仕上げたところだ。

 知ってる方も多いと思うけど一応説明しておくと、

 松田龍平が吸血鬼で女の子のチを吸うんだけど、「薄っ!!」と吸うのをやめて「これ飲んで」と「ラブレ」を手渡す。にこやかにラブレを飲む女子のそばで、内心イライラとチが濃くなるのを待つ吸血鬼。ここから見られます。

 何回見ても面白い(何回も見るなって!)。 ちょっとハズしたライトな演技にしつつ、笑いも取り、でもラストのクールなイライラ感はカンペキに仕上げる。さすが松田龍平。仕事にぬかりはない。

 きっとミズタクファンの必携アイテムになっているだろうな、カゴメの「ラブレ」。チが濃くなったら、献血もよろしくね!