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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

神戸元町商店街

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 今月末にて閉店される、神戸の海文堂書店のHPを日々みているうちに、矢も楯もたまらなくなり神戸に出立する。運命に導かれるように電車に乗る。

 昨日綿密に時間計算したら、元町には2時間半滞在できる。実際のところ、1本早い電車に乗れたので、3時間滞在できた。

 三宮のどこか寂しい感じとは裏腹に、元町は賑わっていた。そうだ、私が30年前に来た神戸は、主に元町だったのだ。

 交番にすら、ハイカラな風が吹いている。

 おなじみマンホールデザイン。神戸の山には、神戸市の市章とイカリのマークがかたどられているのだ。

 神戸名物高架下建築を横に見ながら歩くと、牛さん登場!?

 なるほど、ホルモン屋さんのおしゃれな看板牛なわけね。

 

 今回は元町商店街のみを、海文堂書店まで歩く計画だ。

 お店に入る余裕はないけど「ユーハイム」本店があることを知り、気持ちがあがる。京都の高島屋の向かいに「ユーハイム」ビルがあった頃、ひとりでよくいちごショート食べにいったっけ。なつかしー!

 30年前に、絵に描いたような銀のカレー容器にたっぷり入ったカレーを食べた老舗洋食店「伊藤グリル」が健在だったので、うれしくて入ろうとするも、オープン10分前だったので、残念ながらスルーした。そうそう、1本早い電車で来たことを忘れていたよ。

 「伊藤グリル」は、南京町の入口ちかくにある。

 そして計画通り、もう少し先の「純喫茶サントス」にてホットケーキを注文する。

 こういう落ち着いた雰囲気の、シンプルな喫茶店って、いまは少数派かも。ホットケーキはメープルシロップが甘すぎずベタつかず、やたら美味しかった。ホットコーヒーは、普通の喫茶店の1.5倍くらい、なみなみと。それで650円。本を買う気満々で来たので、うれしい。

 商店街の両側にある素敵なお店たちが誘惑してくれるが、先を急ぐ旅なので、もしかしたら帰りにね、と気持ちをなだめながら海文堂書店まで浮気せずに歩く。

 鞄屋さんがやたらあったけど、このお店が一番キッチュな品揃えかも。猫の顔とか犬の顔のカバン、すごいインパクトだった。

 次回はいよいよ、海文堂に進撃だ!