ねばーぎぶあっぷ、花見!
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
先週の金曜日に行けなかった京都の醍醐寺へ。桜のピークは過ぎ、すでに霊宝館前の巨大しだれ桜はほぼ葉桜に向かっていたのだけれど。
真如堂のときとは逆に、「もうちょっとはよ来たら、ええもん見せたったのにな」と桜にいわれてるような気がした。
でも 枝の先には花が揺れていて、それはそれで風情がある。
この桜は満開。房のように桜が鞠状にあつまり、たいへんキュート。ズームすると、こんなかんじ↓
まだまだこれから咲きまっせ!というピンクの八重桜も。
醍醐の花見をした豊臣秀吉に思いを馳せながら歩く。葉桜に向かって力一杯桜吹雪を散らせている桜をみて、もしかすると、秀吉にとっては、ナンバーワンはつまらなかったんじゃなかろうか、という気がして。あのぴりぴりした癇癪持ちの信長の家来だった頃のほうが、実のところ楽しかったんじゃないかと。
なんの根拠もないけれど、最晩年に家族を伴って行った醍醐の花見をしながら、秀吉は、なんだかしみじみしたのではないかと思ってしまったのでした。
入口にある枝垂桜。キレイのひとこと。「花の醍醐」を象徴している。ズームはこちら↓
(醍醐寺散策は、明日も続きます)