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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

初夏めく花ばな。

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 一気に気温があがり、もはや半袖となる昨今。花の季節も移り変わったので、新しく花の苗を買って1時間ばかり庭仕事をする。ブルーデイジーとか金魚草とか桜草系の草花を、プランターや玄関脇に植えた。

 もっとも、家の周りは上も下も花盛りだ。

 花ではないけれど、春モミジ。雨に濡れた風情もなかなかのもの。

 サツキは子どもの頃からゴールデンウイークの象徴なので、これをみると条件反射的に楽しくなる。薄紫にオレンジの入ったアヤメの一種、シャガとかもね。

 カリンの花は可憐。

 ハナミズキは、一分の隙もない、まじめな優等生のようだ。きちんとしているけど、融通はきかない。でも律儀なところが好き。

 

 庭木以外も花盛り。いわゆる雑草とよばれているものたちも。

 

 タンポポを見ると、ブラッドベリのリリカルでノスタルジーに溢れた小説を思い出す。ダンデライオン・ワイン。青春時代に読んだ『たんぽぽのお酒』だ。あまりにこの小説が好きすぎて、ホワイトリカーと大量のタンポポの花で、「たんぽぽのお酒」を作ったこともあったっけ。

 玄関先では、スミレや野いばらが勢力拡大中。でもスミレは一時だけなので、ちょっと寂しい。

 ホトケノザやヤエムグラがあちこちで蔓延(はびこ)り、カラスノエンドウやスギナの生命力には毎年手を焼いている。でも、微笑ましい雑草たちもいるのだ。

 忘れな草の小型版みたいなキュウリソウ。

 一面にひろがるコメツブツメクサは、黄色い星屑の絨毯のよう。むこうにみえる少し丈のある儚げな花は、マツバウンランか? おじいちゃんが草取りのとき、必ず残してくれていたっけ。