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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

酒見寺に大興奮。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 もとは密教系の極彩色だった彩色が、いい具合に褪せている多宝塔。

 当初の建物は天正年間に焼失し、再興されたのが現在の伽藍だ。現存の「多宝塔」は寛文2年(1662年)の再建になるものといわれている。

 屋根は上重が桧皮葺き、下重が本瓦葺きで葺き方が異なっている。これはたぶんすごく珍しいのでは。

 二十一対の青銅製の飾り燈籠が、参詣者を迎えてくれる。

 なんでも、法大師入定千五百年を記念して設置されたとか。

 酒見寺で、私が一番お気に入りだった「引聲堂」(阿弥陀堂常行堂・安産堂とも)

 ご本尊は阿弥陀如来さま。

 建物全体も、なにとはなく好もしいのだが、

 正面にいる楽しげな龍とか、

 左にいる阿形のファンキーな獅子とか、

 右にいるウルウルおめめの獅子は、肉球もかわいい。

 あまりにエキサイトしたので、ここで帽子を落とし忘れてしまった(帰りに回収しました)。

 1011年に比叡山の慈覚大師に伝えられた珍しい法要が、本尊御開帳に伴い9月10日より1週間あるらしい。阿弥陀経を独特の節回しで唱え、ご本尊のまわりを行進するので「廻り経」とも呼ばれている。 

 ん・・・? たしかここは、高野山真言宗の寺で弘法大師を祀っていたんじゃ? でも、比叡山最澄)から伝えられた法要が営まれるのか・・・?

 まあいいじゃん。固い事は云いっこ無しだ。

 正面奥には、珍しい二層屋根の本堂がある。

 その中に酒見寺御本尊の十一面観音、脇仏持国天多聞天を安置している。

 丸瓦にも、

 飾り灯籠にも、

 こんなところにも、ブランドのような三つ葉葵が。

 

 では石の太鼓橋を渡り、隣の住吉神社へ。

 五百羅漢に会えるのは、いつになることやら(呆)