以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

今年も桃源郷に行く。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 実家から「タケノコあげる」という電話があったので、夕方近くなったが夫と一緒に貰い受けに行った。ついでに蕨を取りに行きたい、という夫の希望で、近くの堤防に行く。

 この連休で農家は田んぼに水を引き入れ、水田は鏡のように空や山を映してくれる。これで、一気に景色の季節が進むのだ。

 ここは青々とした麦畑。

 区画整理されていない田んぼをみると、なんだかうれしい。

 この蚊とり線香のような麦畑は、ミステリーサークルではなく、意図してつくられたもの(たぶん。ただしどんな意図かは不明・汗)。

 川沿いの堤防のうねる道を車で走る。山に向かって。昔は葛や竹で鬱蒼として、道は舗装されておらず、とても車で行こうとは思えなかったが、ずいぶん見晴らしよくなった。

 名残の菜の花が咲いているが、どこか荒れ果てていた。

 

 山の近くまで行ったところで車を停め、外に出る。八重桜が重そうな花をつけているのが見える。ズーム↓

 去年初めて行ったが、とても気持ちのいい場所なので、私は桃源郷と呼んでいる。

ウグイスが鳴き交わし、そよ風が吹き、緑が優しく、童話のような民家がある。

 え? 蕨は? そんなの、影も形もないじゃない。たぶんとっくに先客が根こそぎもっていったに違いない。探すだけムダムダ。

 

 それよりウグイスの声に浸りながら、夕方の斜光線を浴びる風景にうっとりしている方が、数段いいって。

 なんの収穫もなくても、本当に来てよかったと思える場所。

 ちなみにタケノコは帰宅後即、糠で茹でて、その日はからし酢みそ和え、翌日はタケノコゴハンと若布とタケノコの煮物、家のアスパラとタケノコの天ぷらと、タケノコのコース(!)にしました。