4月はおでかけ目白押し。
4月は「これでもかっ!」というほど、「隙あらばおでかけ」を心がけていたので(確信犯!?)、おでかけネタが押して押して。
たかが5時間のおでかけに、1週間以上を費やす事もあるという、私の重箱の隅をつつくようなメモ&写真が反映しまくったという事情もある。
もしかしたら、そんなドサクサのウチに、「おでかけ記録」がとんだものがあるのかも、と4月の記録を繰ってみると・・・やはりとんでました。
うららかな火曜日、一週間だけの「春季 伽藍内特別公開」目当てに法然院へ。4月1日〜7日のうち、初日の1日に出かけた。伽藍内の椿が主たる目的。今年はとにかく桜よりも椿!という気持ちだったのだ。
境内の「椿」を一般公開してくださる(平素は非公開)、心惹かれるお寺は他にもあったのだけど、今年は静謐な佇まいが大好きな法然院に決定。近くにある真如堂にも立ち寄れる。
真如堂は以前、素敵な「涅槃図」を見に行ったとき、僧侶の方が、「ここは紅葉で有名ですが、桜もキレイですよ」とおっしゃっていたのが、耳に残っていたから。
結論をいえば、法然院の椿も新芽も素晴らしかった。本堂も襖絵も庭園も。文化財保存協力料として、500円が必要だが、特別公開で、しかもこの内容なら、ニトリ以上に「お値段以上」と断言出来る。
哲学のみちの桜、真如堂の桜と椿と桟須臾(さんしゅゆ)も。ついでにいえば、お昼ゴハンとして食べたイートインできる「ベーカリー山田」(「山田ベーカリー」だったかも)のサンドイッチとコーヒーが、やたら美味しかった。ごく普通の個人店なんですけどね。
法然院で公開されていたのは、
☆本堂(阿弥陀如来像、観世音菩薩像、勢至菩薩像、法然上人立像、萬無和尚像、二十五菩薩の散華)
☆方丈(狩野光信筆襖絵(重要文化財)、堂本印象筆襖絵)
☆方丈庭園(善気水)
☆北書院
☆三銘椿 花笠椿・貴(あて)椿・五色散り椿の庭
☆大書院(『龍の間』)
☆茶室『如意庵』
不思議だったのが、外国人率が非常に高かった事。英語、フランス語、韓国語を耳にしたんだけど、こんな短い公開期間で、わりとマイナーなお寺に、なぜ外国からの観光客が多かったのか?? ナゾです。