二葉館
「文化のみち」の目玉である二葉館は、有名な「日本の女優第1号」の川上貞奴と「電力王」福沢桃介の住まいで、現在のは平成17年に移築・復元されたもの。
まっさらです。
しかしこの敷居の高さは、なんだろう。
当時は政財界人や文化人のサロンになっていたらしいから、「お呼びじゃない」感がハンパないのかもしれない(汗)
でも共通券買っちゃったので、手前のような一介の市井のおばさんだって入ります。
入って受け付けを済ませ入室すると、正面には「お蝶夫人」がドレープたっぷりの部屋着で降りて来そうな階段が!
高級ホテルのロビーのような半円のソファーが! ぜひ座ってみてください、というスタッフの方のすすめもあって座ってみた。クッションのクオリティーが高過ぎて、思わずおずおずしてしまう。庶民の悲しさ、逆に落ち着かんなあ。
足元を見れば、床だって寄せ木の豪華なものだ。
さっき外から見たステンドグラスは、中の人の目を楽しませるものだったらしい。
隣の部屋へ行ってみれば、ここにもステンドグラスが。
灯りだってよく見れば
こんなに凝ったガラスのカバーがかけられている。
豪華なのはわかるが、庶民の心にはあんまり響かないなあ。新品のキンピカの仏像を見る時の、ガッカリ感と似ているかも。
二葉館も奥に和室があるので行ってみよう。