やっと目的地へ!
ひとまわりしたけど、それらしき建物は見当たらず(汗)
祇園の路地はたっぷり堪能できたけど。あ、コーンも赤ではなく茶色なんだ!
歌舞練場をサイドからみたところ。
さて、どうしたものか・・・ともう一度、歌舞練場の前でぐるりとゆっくり見回してみた。
ん?? この建物はなに?
暖簾のマーク部分が光ってしまったが、控えめに「LEICA」の文字!!
暖簾のスキマから覗くと、パネルにした写真が!!
ここ!!?
たしかに「町並み条例」が強い場所かもしれないが、これはあんまり控えめすぎるのでは!(以下の写真はライカのパンフレットより)
もちろんプロかマニアックな素人さんしか来ない場所なので、店員さんは私に一瞬は一瞥をくれたが、「客ではない」と瞬時に判断し、マニアな客との会話と続けていた。
価格がひと桁違うカメラが、博物館のように見事に陳列されている1Fに用はないので、静かにギャラリーの2Fへ。完璧なスタイリッシュさで「京都」をイメージした店内。「あまりに完璧なのは、むしろよろしくない」という禅の意味が、痛いほどわかる居心地の悪さ。というより、私自身がこの場所にミスマッチなのだ。
とはいえ、10点ほどのドアノーの写真は、やはり微笑ましく、お茶目に私をむかえてくれた。
その後、バス道に出る途中、「手づくり品」が陳列したガラスケースに、夫が前から所望していた手づくりで銅の「湯豆腐すくい」を発見した。千円くらいの品である。
普通のおうちのようなごく小さな店で、件のガラスケースのみが陳列商品なのだ。インターフォンを使って開けていただき、出てきたおばあちゃんから、使い方や手入れの仕方、いくつかの種類の差の説明などをしていただいた上で購入する。
そのうえ、「特別サービスで、これをどうぞ」と、一本一本が千代紙にくるまった爪楊枝が、5本セットになったものをいただいた♡ 祇園での昔ながらの懐かしいお店だった。これぞ京都やわ〜。