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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

祇園を徘徊。

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 そのあとは祇園に行くためバスに乗り、祇園で下車し、花見小路を歩く。目的地は歌舞練場向いにある「ライカ・ギャラリー」だ。むろん私がライカを使おうはずもなく、写真家、ロベール・ドアノーのちいさな展示をされているのを見るため。  写真の、一方通行の矢印の方向が花見小路だ。  花街のお昼なのに四条通り、河原町通りにも負けない賑わい。突き当たりには、風神雷神図で有名な「建仁寺」がある。  路地にも思わず引き込まれるような魅力がある。  有名な「一力茶屋」↓  犬矢来がまっすぐだ。  祇園といっても、お茶屋さんでないお店もある。祇園では「のれんウォッチング」が楽しい場所だが、ここの松暖簾もおしゃれだ。「グランマーブル祇園店」はおしゃれなチョコレートのお店。  広い路地では写真を撮りあう、楽しげな観光客も。なごやか。  「十二段屋」さんでは、丼ものやお茶漬け、定食も食べられる。私は15年ほど前に幼児のKちゃんを連れて、東京から来た学生時代からの友達・Mさん夫妻と京都で合った時、ここで「だしまき定食」を食べた記憶がある。  いまだにKちゃんは、私がMさんの話をすると「あの祇園のだしまき一緒に食べた人やんなあ」と答えてくれる。幼稚園の頃の記憶はさだかでないKちゃんも、食べ物とそれに付随する記憶は鮮明らしい。確かに、とてもおいしい「だしまき」だった。  祇園の佇まいが続く。  やっと歌舞練場まで来た。たしか歌舞練場の向いが「ライカギャラリー」だったはずだけど??  それらしき建物が見つからず??(写真は歌舞練場)  空をあおぐ。(写真は歌舞練場)  ナマズの暖簾のギャラリーは、いい感じだけど別物だし。  外国人観光客に向けての禁止事項の立て札。禁止事項が多いということは、それだけさまざまなマナー違反の人が多いということか。この立て札はあちこちで見かけたが、それでも自撮り棒を使っている人を見かける。    ちょうど時間帯的に、仕出し屋さんへ食材を運ぶ軽トラなども走っていたので、観光地とはいえぼんやり歩くのは危ないのだが。  他愛ないおしゃべりをのんびりとしていた若き男子たちの一行は、不思議に祇園に馴染んでいた。映画『舞妓 Haaaan!!!』みたいに、「大人になったら祇園お茶屋遊びをする!」という野心を持つ子もいるのだろうか?