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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

厄除開運採燈大護摩供

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 3時を過ぎた斜光とはいえ、光の入り方が独特。これは法力の磁場なのだろうか?

 聖なる蝋燭の火から点火準備。

 松明に火を移して。

 座主様の前へ。

 点火の前の儀式。

 松明を高々とあげて、

 ついに点火!

 生の青葉で覆われているので、煙がすごいことになる。

 煙は様々な形に変化しながら、

太陽光も遮るほど濃く広がる。

 不思議なシルエット。

 まるで日蝕のときのように、光が陰る。

 肉眼で太陽が見えるほど。

 煙のスキマから差し込む光を浴びて、

 座主さま登場。

 スポットライトのよう。

 いや、それ以上に瞠目、刮目。

 赤丸の扇子は、太陽を呼び戻した平清盛のように翻る。

 柄杓で水をかけながら、火力を調整する山伏さん。

 着席している山伏さんの読経は、

 どんどんトランス状態に。

 私たちもつられて無心に太鼓のリズムを聴きながら、気分は高揚する。

 聖護院の導師?の読経と、太鼓のリズム感は素晴らしいのだ。

 はい、善男善女の書いた護摩木が、机ごとやってきました。

 どんどん火の中へ投げ入れられます。

 入りました!↓

 煙を突き抜ける太陽と、

 立ち上る火柱と、

読経と太鼓のリズムに、ほぼ酩酊状態。

 「はいっ、次! どんどん入れて行って!」。

 まるで松の木の幹に沿うように、火柱が走る。

これも結界の為せる業?

 炎のヒトガタが現れる。味方か敵か?

 霊獣のような炎が燃え立つ。

 締めも座主様が。

扇で火を鎮めていらっしゃるのだろうか。

 座ってからも、数珠で祈る座主様。

 いやー、なかなかのビジュアルでした。太鼓も素晴らしかった。

 さすがは山伏さんの総本山、結界の磁場はハンパないです。

 今年の節分も「よきもの」を見せていただき、素敵な節分体験がまたひとつ増えました。