鐘楼、千年菩提樹
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千年菩提樹と石造宝篋印塔のあいだに、鐘楼がある。
本堂をおりて、鐘楼へ。鐘楼の足にも「説明しよう!」な張り紙らしきものがあるみたいだ。
「(説明しよう!)百済寺の梵鐘は、余韻の長さと音色の美しさで、昭和の名鐘と云われています。」
「百済寺の梵鐘は、余韻の長さと美しさで広く知られております(ダメ押し!)」
うう〜〜ん・・・。
撞いて見るか??
と迷いながらも、千年菩提樹の方に気持ちが移って行った。
そうか、この樹も信長の焼き討ちの憂き目をみたのね。それでも甦る生命力! 永遠の命を持つ美しきバンパネラのよう(@萩尾望都「ポーの一族」)。って、お釈迦様のシンボルをバンパネラにたとえるなんて(汗)
でも、この樹木の形態は、どちらかといえば
「妖怪人間ベム」に描かれているような感じに近いかも。
そんなバチアタリなことを思っていると、ふいに背後から
参拝者がついた梵鐘の一音が!
・・・たしかに余韻が美しく、長く棚引いている。これは確かに「昭和の名称」と太字ゴシックで書く意味がありました。撞いた本人も驚きの表情だったくらいにね。降参します。