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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

仁王門へ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 そうかー、信長の時代には神社仏閣が大変なことになっていたのね。比叡山焼き討ちは有名だけど、もちろんそれ以外にも・・・(汗)

 もったいないわ〜。

 でも逆にいえば、滋賀県には平安や室町時代の仏像だって残っているんだから、それは凄いことだともいえる。

 百済寺の眺めを、紅葉のころには考えられないほど、ひとりじめできる贅沢さ!

 石段をマイペースで登って行くと、ちいさく門が見える。

 近づいて行くと、巨大なワラジがかかっている。

 ・・・ということは、仁王門だな!

 ほら、やっぱり!

 かなり好きな造形。力強い。いつものように柵のスキマから、仁王様のおみ足を拝見。仁王像の足は重要鑑賞ポイントなのだ。しかし!

 わあああ〜、と大ショックをうけるほどに、ひどい虫食いと損傷(汗) こんなにきれいなおみ足なのにい! 残念だ。

 しかし吽形の仁王様は、ひとめみてわかるほどに、さらにひどい事に(汗)

 こんなにきれいな足なのに!! おいたわしや。

 阿形の仁王様は、横顔もさまになるわ♡

 ところで、先程の巨大ワラジに触れると、健康長寿の御利益があるとか。・・・って、知らなかったから触り損ねたじゃありませんか!! そういうことこそ、しっかり看板に書いておいて欲しいわ! ぷんぷん。

 五木寛之先生は35番目の百済寺参拝時に、もちろん巨大ワラジに触っていかれ、「百寺巡礼」を満願されたとか。

 まあ、いい仁王門が見られたという事で、よしとするか。

 百済寺賞賛の看板以前に、ぜひとも仁王様を何とかしてあげてください!

 石段をのぼり、眼下に仁王門を見下ろす。

 椿の赤色が映える。

 石段と木の根にやさしい日差し。

 ひときわ大きな大木には、注連縄が掛けられ、ご神木になっていた。人呼んで「観音杉」。

 推定年齢430歳。身長50メートル。この山では最大の樹木らしい。

 やっとのことで、本堂に到着だ。