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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

おひとりさまワークショップ

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 「道の駅」だから、当然、野菜や湖西の特産品やお土産がいっぱい売られていて、平日なのになかなかの賑わいだった。夕方にはほぼ売り切れ状態という繁昌ぶり。

 ランチが食べられる場所もいくつかあったが、お昼まえだけど私の目的は扇子工房での絵付けなので、目的に向かってまっすぐ。案内された工房は、たとえば小学校のPTAなどの親子で手づくりに励むにはぴったりの場所でだったが、その日は閑散とし、私ひとりだ。でもこういうのは平気。むしろ集中できる。

 鉛筆、消しゴム、色鉛筆、アクリル絵の具、水入れ、絵筆、文鎮などを用意していただき、折り込みの付いた扇子面を文鎮で押さえて、開きながら下絵にとりかかる。

 昨年、奈良の老舗の和菓子屋「樫舎」さんで、れんくみさんとかき氷を食べたとき、机の上にあった団扇の絵がいたく気に入って、「団扇にこれを絵付けしたい!」と、その機会を虎視眈々と狙っていた。扇子ならよけい素敵だ。県内とはいえ湖西に行く機会は年に何度もないので、このチャンスにとトライすることにしたのだ。これがそのときの団扇の写真↓

 

 

 これをお手本にするつもりで、写真をプリントアウトして持って行ったが、もちろん私のフィルターを通すと、このとおりにはならない。しかし集中して絵を描くのは久しぶりだったので、ものすごく楽しかった。なんだかすっきりした。

 担当に方に終了した旨を報告して、事後の説明を聞く。

「このあと扇子職人が扇骨に貼って仕上げますので、2週間以内に送付させていただきます」

 職人さん、お手すきだったようで、1週間後に届きました。

 工房内には、扇子の展示のほか、

 扇子の歴史を書いたパネルや、

 扇骨の製造工程などを丁寧に説明したパネルもあった。

 では次の目的地へ。