京の夏の旅、リベンジ。
当日になるまで、本当にいけるのだろうかと半信半疑だった『京の夏の旅 お屋敷巡りコース』、ちょうどいい曇天の中、めでたく決行できた。
実のところ「明日のことは明日にならなければわからない」状態ではあったけれど、とりあえず予約しておいて、ムリなら、いさぎよく撤退することにしようと思っていた。
前回の7月はドクターストップがかかり前日に撤退したけれど、むしろ涼しくなって動きやすくなったから撤退は好転だったかも。結果オーライ。とはいえ、前回のキャンセルはガッカリ度が大きかった。
今回再度キャンセルなら、さらにハンパ無くガッカリしそうだったので、前夜になるまで気持ちにガードをかけていた(笑) 当日の朝、自分が家を出て初めて実感する。いやいや、窓口でチケットを買った時かも(笑)
ただし、まだ足は万全ではないので、ゆっくりと。バスの乗り降りも手すりを最大限に活用。たぶん昼食は和食だから「お座敷」だろうと踏んで、事前に業者さんに連絡を取り、高座椅子を準備していただいた。
まさかのドタキャンも、当日の不「手」際、いや不「足」際といっていいような、「多々ご迷惑をおかけいたします的事態」も予想されるが、それらも許容していただけるものとして、れんくみさんにご同行いただいた。すみませんねえ。
バス待ちをしているときに、最近お披露目されたばかりの「京都おもてなしラッピングバス」芸妓号、舞妓号、太夫号のうち、太夫号を目撃。最近ニュースで見たばっかりだったから、記念写真を撮っておく。
あとでバスガイドさんが、この件について詳しくお話してくださったが、花街の花見小路はシマ(管轄地域)が違うので、太夫号は入れないとのこと(笑) なるほど〜。
さてバスが発車。駅前の道、鏡のようなガラスのビルの前に、石碑が見えた。
そういえば今日訪問する角屋さんも、新撰組とは縁が深い場所だ。
西本願寺方面に向かって左折。西本願寺は新撰組が屯所とした場所だ。西本願寺側はいやいやだったらしいが。ここも予約者のみ公開していただける国宝の数々を、観に行きたい場所なんだけどな。
今春に降り立った丹波口駅近くの、卸売り市場前の高架下がバスの駐車場。そりゃあんな花街の細い道、バスは入れないよな。
このあたりは「島原」と呼ばれているが、これは愛称。東山にあった花街を秀吉が1年以内にこちらの西方に移動せよとしたので、それが近年にあった島原の乱のように大騒動だったから、「島原」と呼ばれるようになったとか。
石畳の道を歩いて、まずは普段非公開の輪違屋さんへ。