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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

神戸のセンター街で少々徘徊。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 残りの青春18キップで、のんびり・とんぼ返り旅。帰りの電車だけチェックして、とくに目的も無く神戸は三宮へ。11時半に三宮着で、14時過ぎには帰途の電車という短期滞在。どうせそんなには歩けないし、駅の周辺だけなので、それで充分。

 フラワーロードの看板を見つつ、駅近くの「センター街」(おしゃれな商店街)をぶらぶら。今回は予習無しなので、まったくの行き当たりばったり。とりあえず、行けるところまで、という感じか。

 最初はやっぱり小さな間口ながら、きちんと分類された古書店に吸い寄せられる。稲垣足穂/著『ヰタ・マキニカリス』�T・�T�T(文庫)が、セットで750円だったので衝動買い。稲垣足穂さんとか澁澤龍彦さんとかは、ほとんど読まないくせに、なぜか「手元に置いときたい!」という罪な本たち。

 ・・・そういえば、とっても乱歩らしい黒っぽくおどろおどろしい装丁で函入りだった乱歩全集のうち、1冊だけ独身の頃買ったはずなのに、一体何処に。ということも、ついでに思い出した。

 あとは素敵な鞄屋さんに、チョーかっこいいリュックがあったので、値段をみたら1700円!? いやいやまさか!と見直したら、やはり1万7千円でした。勝手に目が「ご希望価格」に変換していたのでした。色合いも形もどきどきするようなカッコよさで、見られただけでも幸運だと思えるほど。でも平たくてあまり入らないから、実用的ではない。

 3足千円の靴下屋さんで、ミミズクデザインの愉快な靴下があったので、Kちゃん用に�T足。後はノーマルなのを自分用に。

 折り返しの途上で、8個で850円(具沢山けんちん汁付き)のお寿司ランチがあるお店でお昼ゴハン。ついでにJRまでの路の確認をすると、やっぱり間違えていた(汗) 方向音痴なくせに、適当に路地に入ったりして複雑に徘徊するから、自分を信用するとえらいことになる。正しい路を教えてもらい、お寿司にも、親切なスタッフのオネエさんにも満足。 

 駅前の生地屋さんで売っていた(たぶん目玉商品、麻混)2千円の7分丈パンツを買ったら、テーラーかもしれないと思われる「老紳士」が、ほとんど執事のように丁寧に接客してくださり感激。「老紳士」はめったにいないので(少なくとも私の周囲には)、遭遇できただけでもうれしい。

 映画『バットマン』の万能執事、アルフレッドも大好きだし、もしかすると意外に「執事好き」(ただしほどよく「枯れている」)なのかもしれない、という自分でも知らなかったバックヤードな嗜好を意識する(笑)

 Kちゃんにはミミズクの靴下の他、パグの絵の描いた布バッグもおみやげに買った。思惑通り大変よろこんでくれて、うれしい。