映画「団地」
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
事前に予備知識がなく知らなかったので偶然だけど、「若くして死ぬ」と中身がセットになっていたのを、見終わって知り、ちょっと興奮した。「若くして死ぬ」は「逝ってしまった人」の、「団地」は「残された人」の話。しかも藤山直美というドメスティックなドラマの人が主役なのに、ラストは「壮大」!(笑)
当然、藤山直美さん演じる「ヒナ子」さんに自在に心をあやつられました。さすが! もちろんそのパートナーである岸部さんの飄々ぶりも♡ そして斎藤工さん・・・ヨカッタ☆ シリアスでありながら、のほほんとした不思議な映画。
私が好きなのは、藤山直美ことヒナ子さんが、ボーダーのシャツの腕をバーコードに見立て、「ぴっ」「お客さん◯◯ですか?」などとひとり言をいいながら、コンビニのレジ打ちの練習??をするところ。
その前に年若の店長に「あんた、どんくさいねん!」と罵倒されまくってるのに、めげてないところが、ほのぼの。
ラストで私の隣の女性が「えっ!?」と声をあげていたっけ。突然思わせぶりなシルエットで終わっちゃうから。これは現実? それとも?って感じかな。