京菓子資料館
まるで先程のおさらいのように、辻子か小路を通って、郵便局へ風景印をいただきにいく。老舗の京菓子店「俵屋吉富」さんの近くだ。せっかくここまで来たのだから、通り道にあった「京菓子資料館」に行くことに決定。
「俵屋吉富」の社用車も俵の黄色が塗られている。もちろんトレードマークである俵の絵もサイドにございます。
お勝手口のしゃりっとした暖簾も俵の意匠。
家紋のかわりに、俵のこて絵が!!
こちらは本店ではなく、裏手の支店。
いかにも京都らしい和の小径の角に、芙蓉がカジュアルに咲いていた。
きれいどころを撮ってみました。いいね! いいよ!
烏丸(からすま)店の隣が、俵屋吉富さん私設の「京菓子資料館」。
和菓子のあゆみを分かりやすく展示されている。唐菓子(からがし)の模型や、古くから伝わる資料の公開をはじめ、国内でも希少な糖芸菓子の常設展示を行っている。唐菓子といえば、大河ドラマ「平清盛」を思い出す。神饌という神様にお供えするお菓子もあったっけ。米粉を団子にして、捻ったりY字型にしたり8の字型にしたりして、揚げたものだ。そんなところから繙いてあった。
門に隔てられたアプローチの敷石はきっと・・・俵!
なにげにデザイン力の高い石畳。さすがは老舗「俵屋吉富」だ。
それにしてもエレベーターの扉にまで俵の意匠は、ちょっと(汗)
五山の送り火に先立つ日にちだったので、「送り火」と名付けられた銘菓も。
私は味見ができる「山椒餅」の爽やかさにうっとりして、一箱購入。パッケージも山椒の葉の模様でかわいい。
もちろん定番商品である俵形の「たわらもなか」も、バラで二つ購入。写真はないが、金魚のパッケージに入ってひとまとまりになった「わらびもち」も、日持ちがするのでお供え用に購入した。その後、揃って帰途につき、長いウォークツアーが終了したのであった。