以前の「紙魚子の小部屋 パート2」はこちらhttp://blog.ap.teacup.com/tanukitei/から、 その前の「紙魚子の小部屋」はこちらhttp://ivory.ap.teacup.com/tanukitei/から。

紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

辻子を巡るラストウォーク。

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 古い塀沿いに、まだまだ歩く。

 京都にはこんなお地蔵様の祠をよく見かける。なかにはお地蔵様ではなく、阿弥陀様とかの場合も、まれに見受けられる。

 やっと塀の中に入れました。

 和の建築の向こうには、洋風煉瓦作りの高い建築というアンバランス。この洋風建築は、むろん同志社大学のキャンパス。

 やさしい萩の緑に隠されているが、石のモニュメントには「花の御所」と刻まれている。つまり、ここは室町幕府のあった場所だのだ。

 花の御所の跡地の一部にあるのが、大聖寺。こちらも光照院門跡同様、皇室ゆかりの尼門跡寺院だ。内部は非公開なのも同様。

 

 それにしても門の外は、門の中以上にミスマッチだなあ。

 さて、そろそろ今回のツアーのまとめに入る小嶋先生。

 11年間の応仁の乱で、焼け野原になった京都にできたのが、辻子(ずし)という生活道路だった。

 そして十四世紀末、室町幕府三代将軍の足利義満により創建された相国寺は、室町幕府とセットになっていた。

 ところで非公開になっている大聖寺の庭園だが、

 小嶋先生がこっそりと覗き見する方法を伝授してくださった。

 同志社女子の「寒梅館」の上の階にあるフレンチレストランからなら・・・。

 薄暗いアプローチから光と緑のあふれる中庭に出る。驚きと感動の心憎いアプローチだ。

 フレンチレストランに行かれたのは、ごくわずかの方々。ランチといえどもフレンチはウォークツアーのあとではちょっと似つかわしくない(実はお財布にやさしい方を選択)。私たちは1Fのイタリアンで質素に。どちらも、学校関係者でない一般客もオーケーだそうです。

 質素といえど、基本は学生向けなので、ちょっとカロリーオーバーぎみ。ここでゆっくりと疲れを癒し、近隣を巡る独自な午後の部も追加することになる。