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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

リベンジの倉敷へ!

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 今年の春、さんざん道に迷った末、1時間も遅刻してしまい、滞在時間が3分くらいしかなかった「つづきの絵本屋」さん。このリベンジは夏に必ず!と店主さんとの約束を果たすべく、またもや青春18キップで倉敷へ。

 一泊して2回使っても普通運賃の半額。今回は移動時間が半日がかりでも、一泊するので、まえよりは時間に余裕がある。分不相応だと思っていた、蔦の絡まるスクエアガーデンに、ネットで素泊まりの格安プランを見つけられて、ちょっと有頂天。

 1日目は広島のペンフレンドのJさんと倉敷駅で待ち合わせ、本町通りをブラブラ歩き、その中に蟲文庫さんの再訪を組み込む。というシンプルなプラン。

 ところがJRの事故で、結局1時間ばかり遅延が生じた。電車も行き先が変更になったり、新快速が快速になったりと、てんやわんやだ。

 とりあえずはなんとか姫路まで。

 ちらりと見えた姫路城。

 車窓からの風景ものんびりと。

 ダイヤが乱れたおかげで、網干駅のホームで次の電車を待つ間、駅前の去年から気になっていた、ポスト型郵便局の写真を撮る事ができた。怪我の功名。

 ときたま風は吹くけど、やはりホームは暑い。中途半端な待ち時間なので、改札をくぐって駅前を探検する(具体的には、その郵便局で風景印をいただく)こともできず、残念。

 次は上郡まで運ばれる。ここも初めて降りる駅。

 さすが岡山との県境だ! 中国地方でのカープ熱ポスターに、ニヤニヤ。

 まるで近江鉄道のように小さな駅だけど、特急も泊まる分岐点な駅。

 広島方面に向かう山陽と鳥取や島根に向かう山陰との分岐点なのだ。

 滋賀県で言えば東海道と北陸の分岐点、JR米原みたいなものか。

 次の乗るべき電車を訊いたら、交代した運転手さんと車掌さんが親切に教えてくださった。

 改札の上では、風鈴が風に舞っていた。

 特急の次に岡山行きの電車が到着。

 のどかな車窓風景に見入る。岡山では、初めて同じホームでの乗り継ぎだったので、前のように階段の昇り降りでぜいぜいいうこともなく、楽勝。うれしい。

 岡山からの車窓では、倉敷っぽい「なまこ壁(の意匠?)」が時折垣間見えたりもして、「ついに来ました! まもなく倉敷!」感で、わくわく。予想通り倉敷到着は、ジャスト1時間の遅刻だった。