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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

えびす商店街から倉敷本町通りへ

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 さて、お店を出ようとすると、「白壁」の女性スタッフの方が出口までお見送りくださり、エレベーターを使う事を勧めてくださった。

「表通りから行くと日向になって暑すぎるので」と、親切にも裏通りのアーケードのある「えびす商店街」を通る事を提案してくださった。

 なるほど平日なのでひっそりしているが、アーケードがあるので日差しが遮られる。ありがたい。道々にさっそくカラーマンホールを見つけて、採取。

 私のような方向音痴にとって、心強い味方になってくれるこんな路上案内も。

道を隔てた「美観地区」にある観光のメイン、「大原美術館」の主力絵画を商店街で案内されていた。

 エル=グレコの「受胎告知」↑

 セザンヌ?と思いきや、ヴマンクの「サン・ドニ風景」でした↑

 あ、これはカフェバー?の窓に張られていた、レトロなポスターです↑

 こちらもお店の看板の横にあったもの。NHK衛星放送のウルトラシリーズのポスター。「人類を見すてるわけにはいきません」。

 旅の途中なのに、つい気になってしまう展覧会のポスター。行けないっていうのに(汗)

 商店街をのんびり歩いていたら、どんどん暗くなって、雷鳴と稲光と土砂降り。

 屋根のあるところにいて、助かった。しばし待ったけれど、なかなか止む気配無し。商店街出口近くの雑貨屋さんに入って、雨が止むのを待つ。出口から見えた「阿智神社」の入口と石段。

 それでも15分ほどで雨があがり、ふたたび青空に。翌日撮った写真だけど、商店街の出口はこんなかんじで、建物がやや蔵めいて「倉敷」っぽい↓

 こちらは「民芸品」のお店。倉敷は民芸品の町でもあるのだ↓

 倉敷民芸館があるのは、伊達じゃない。

 「えびす商店街」を抜ければ、本町通りに入る。本町郵便局で、風景印をいただいたり、荒物屋さんで、蔓のカバンや竹で編んだもの入れにうっとり。手頃なお値段で、丁度探していたタイプのものがあったので、サンドイッチケースとして購入する。Jさんは私の大プッシュで蔓のカバンを購入される。

 実は私も前回お店の前を通りかかったとき、よほど買おうかと思ったのだが、今回は他に買う予定のものがあるので、泣く泣くスルー。

 泣く泣くスルーしたのに、「互茶」という手拭とお茶のお店の前で、はたと立ち止まってしまう。「カブトガニの手ぬぐいあります」という文字に、秒速で魂を奪われたのだ。カブトガニ・・・H氏の大好物ではないか!!

 Jさんに「ゴメン!! ちょっと入っていいかな?」といいながら、すでに入店する私。是が非でもゲットせねば!と意気込んでしまったのだ。

 すっきりとしたいい感じの手拭が並ぶなか、力のこもったカラフルな手拭を発見。熊本とのコラボ商品で熊本の支援も兼ねられるならと、かえすカタナで、熊本手ぬぐいまで買ってしまう。

 しかし帰ってひろげてみれば、これはなかなかクオリティが高かった。もし目にする機会があれば、是非、とおススメ。

 ちなみにカブトガニは、たいへん夫婦仲がよいらしく、生息地の笠岡市では、砂浜を夫婦のカブトガニが、連れ立ってのそのそ散歩しているところが見られるらしい。2億年も同じ形状で棲息している、というのも素晴らしい。