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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

御霊神社 その1

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 正面の拝殿。清々しい佇まい。ま、神社だからね。

 絵馬殿もありましたけど、暑さのせいか観察を怠りました(汗)

 瑞垣を巡らされている。御簾のようなものかも。畏れ多いので、間接的に見える配慮(作戦?)なのかも。

 おお、あちらで参拝するようだ。

 狛犬の後ろ姿がキュート。

 茹でた蛸のような屋根の石灯籠は、レリーフが細かい。十二支が巡る上には、馬?に乗る姫君?が。なんなんだ、一体。小嶋先生に質問すべき箇所だった。

 笑っているとしか見えない狛犬。それもどちらかといえば、上から目線な笑いだ。

 そんな相棒を、苦々しい顔で見やる吽形の狛犬

 拝殿の奥にずらりと居並ぶのは、

 三十六歌仙の方々。これについては、小嶋先生にお聞きしたので明白。神社には和歌を奉納することがあり、そのため三十六歌仙の方々の肖像画を掛けているのだとか。

 真夏の緑の中には、

 こんな像も。

 司馬温が子供の頃皆で遊んでいたら、友達が水瓶に落ちてしまい溺れそうになった。皆が慌てふためくなか、司馬温だけは機転を利かせ瓶を割って救出したという話。命の大切さを表しているとの事。

 しかし、この子は何を考えて瓶によじ上ったのか、意味不明だ。ま、子どもはそんなもんだけど。砂利の山に駆け上がったり、わざわざ水たまりに入ってみたり、横に石段があるのに崖を登ってみたり。私もそんな子どもだったから、意味不明なことをするのも、わからぬでもない。

 「てーへんだ、てーへんだ! 落っこちやがった!」 と、がらっ八(銭形平次の子分)のようにパニックになる子どもたちの中で、

 手近にあった大石で瓶を割った幼い司馬温。機転を利かせて友達の命を救ったという故事だけど、

子どもの力で石を持ち上げ、いわんや瓶を割る事ができる、という方が私には驚異だ。機転もあるが、その力業に驚いた。沈着冷静にして力持ち。天は二物を与える。という故事でもあるのかも?