旅立つ新幹線
新幹線に乗ってどこかへ行く、なんてことは仕事以外では、まずなかった。子どもが小さいときに「経験として」1区間乗るとか、ホームステイ中のアメリカ人が「新幹線に乗って名古屋のパチンコをしたい」と言ったときくらいか。
特急電車は好きだが、新幹線は「ビジネス」っぽくて、あまり得意ではない。体調が悪い時だったのか、何度か新幹線で気分を悪くしたからだ。でも、やはりテンションはあがる。気分はおのずから盛り上がる。それはKちゃんも一緒だ。
「ウチも新幹線って、考えたらあんまりのってへん。飛行機の方が多いな、きっと」。
そうや、こいつは沖縄2回、アメリカ1回行ってるんだった。ちなみに私はどちらも行ったことがない。
ということで、新幹線のホームでは写真を撮りまくりで、今回の旅の写真の大半は、新幹線関係だ。(何をしにいったものやら)
では新大阪を出発しま〜す。って、まだ電車に乗ってへん。
こだま737号、5号車。この電車はすべて禁煙車両。ノースモークトレインだ。
さあ、来た来た! でも足止めされる。なぜなら。
こういう訳です。
Kちゃんいはく。「短時間で掃除せなあかんし、大変やなあ〜!」。その間、おかーさんは新幹線の顔を撮りに走る。
「こだま」イメージが一新された。近未来、もしくは、アヒル。
なんで「こだま」って名前が付いたの?という、Kちゃんの問いに答えられず。
ウィキによれば「1日で行って帰ってくることができる」ことから決定されたものらしい。まさに今回の旅にふさわしい新幹線だ。
Kちゃんのモンスターっぽいペンケース。本人、かなりのお気に入り。チャックを全部開けると、ただのファスナー付きヒモになるらしい。