鮎と西瓜の不思議な関係
ということで、鮎を食べに行くはずが西瓜購入に至ったのだが、先週の金曜日に、実は鮎も買っていた。
京都の美術館に行った帰り、私とベストマッチな和菓子司さん『平安殿』本店に立ち寄った。お目当ては、ずばり「あゆ」だ。
パッケージだけではわからないので、中身はこれ↓
夏になれば滋賀県の老舗和菓子屋さんの店頭にもある、わりにありふれたお菓子だ。求肥をカステラ生地で包み、鮎の姿を模した夏限定のお菓子。
しか〜し。普通の「あゆ」もあるが、見たことの無い「あゆ」バージョンがここにはあるのだ。
新鮮な鮎は西瓜の匂いがする、というところから、求肥に西瓜果汁の入った「あゆ」が!
これは食べてみなくちゃね。ということで、パクリ。
ん?? ・・・んんん・・・?? すいか???
そういわれれば、そんな気もするようなしないような、あ、ほのかになんだかするような・・・。
そうか、西瓜果汁100%のジュースを昔飲んだけど、味が薄くてよく分からなかったな。すいか香料とかなしで天然果汁オンリーなら、こんな感じなのかも。という感想でした。
やはり新鮮な生の鮎の匂いの方が、西瓜っぽくてビックリする。アイディアはよかったんだけどなぁ〜!!
生臭そうな生の魚が、フルーツと合いそうな和菓子より、西瓜の匂いに満ちている、というのも面白い。自然って、不思議。
(注)平安殿さんの「あゆ」は8月30日までの夏限定販売です。食べたい人は急げ!