郷土愛で購入!?
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
雨の日曜日。
午後からH氏の提案で、八日市図書館2Fの本のリサイクルショップ「ぶっくる」さんへ、夫婦で本を買いに行く。
雑誌「あまから手帖」や「ダ・ヴィンチ」BNとか「果実酒入門」とかに混じって、島村洋子さんの「てなもんやシェイクスピア」(単行本は一律50円)をつい買ってしまった。卒論をシェイクスピアで書いたので、どうしても目がいってしまうのだ。
内容は、
本邦初の試み、パロディ巨編! 誰もが知っているシェイクスピアの「ハムレット」「リヤ王」「オセロ」等の名作6編が、大阪の商店街を舞台にユーモラスに展開する。
というもの。ずっと前に図書館で借りて読んでいるんだけど、やっぱり持っているべきかもと。
だって最初の話のタイトルは「ベニスの商人」のパロディで、「近江の商人」なんですから! 「近江商人の歩いた後は、雑草1本さえ残っていない」(ほどガメツい)という言われように爆笑した覚えがあった(うろおぼえだから、正確かどうかは自信無し。でもそんな風な感じのことが書いてあった)
いや、これワルクチでなく、裏返しの近江愛ではないかと思うんですよ。たぶんね。
表紙のイラスト、大阪のおっちゃんになりきったシェイクスピアも笑えます。