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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

聴竹居弁当♡♡

以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。

 実は聴竹居の外で林先生の説明を聞いていたときから、空腹を感じていた。いつものおでかけより、ずいぶん早かったので、家事をしながら食べるという朝ご飯だったから。

 聴竹居のことをネットで調べ始めたとき、「聴竹居の特製弁当はうまい!」という記事が頻出していたので、えっ、食べてみたい、どうしたら入手できるの?とさらに検索を重ねると、「聴竹居見学会のときのみの、特製です」と出て来て、とてもがっかりした。

 ところがなんたるラッキー、そのあとこのツアーの記事を見つけて、「おお、これでお弁当がたべられるっ!」と小躍りした。お弁当付きの、しかも聴竹居内でのお食事という、願っても無いシチュエーションだったのだ。

 ということでお弁当を手にした時は、ハラペコとも相まって、うれしいのなんの。お弁当の外からも、中身のぬくもりが伝わって来る、作り立てなので、二重にも三重にも、うれしい。

 れんくみさんいはく、

「冷凍のもんがひとつもない! ぜんぶ作ってある!」といたく感動されていた。豪華、というのではないが、しみじみと心に沁み入る美味しさ。揚げ物も、軽めの油を使っているらしく、口に美味しくもたれない。口当たりも柔らかく、冷えて固く角ばっているものがひとつもない。

 ほどよい薄味で、カボチャの煮物なんかは、家では絶対作れない味だけど、きわめてアットホームな美味しさ。私はそれ以来、私しか食べないカボチャの煮物なのに、再現出来ないか2度ほどトライしてみたけど、あと一歩なにかが違うのだ。もしかするとカボチャ自体が違うのかもしれない。

 みんなが「おいしい、おいしい」と食べているので、スタッフのおじさんが、

「先週のツアーのお客さんは、『吉兆の弁当よりうまいわ〜♪』っておっしゃってました」と、鼻高々でうれしそう。「この近くの料理屋さんが、がんばって作ってくれはるんですわ!」と一言添えるのも忘れない。

 それほど料理屋さんのお弁当を食べたことはないのだけど、こんなおいしいお弁当は、ちょっと他にないと思う。きっとちゃんとした素材と、きちんと丁寧に作っているかどうかの違いなのだろうな。