伊藤家から岩澤家へダッシュ。
お堂から伊藤家にむかう。
夏はここでスイカを食べたいような縁側がある。
なんと、伊藤家は「民家園」誕生のきっかけとなった民家だった! 川崎市の民家で、最初に国の重要文化財になったのだ。
もちろん地元・川崎の民家。
ブレていますけど神棚のある「でい」。しめ縄?が独特で御簾のよう。
天井はなく梁が渡り、吹き抜けになっている。
これが台所の「すわり流し」↓ 座って流し場の作業をするそうだ。無双窓は冬は吹きさらしで寒そうだけど、風通しと採光はよさそう。
囲炉裏があるので居間らしい。ムシロが敷きつめられている。
裏側は質素! というか貧相な田舎家然としている。
でも代々からの豪農で、生活スタイルも、いちはやく新しいライフスタイルを取り入れたらしい。
村で一番に簡易水道をひいたり、テーブルと椅子を導入したり、オート三輪を購入したり。旧態依然を守るのではなく、いいものは取り入れる心意気があったのだ。
でもやはり長時間の重労働はほかと同じで、骨休めはボタモチをつくって食べること!ボタモチつくるのは、労働ではないのね。娯楽に組み入れられるんだ。
次は、もう駆け足で岩澤家へ。岩澤家のひとたちは、山の斜面で焼き畑をし、炭焼きや林業に従事していた。
ダッシュ!
だだっと中をみて、
ババッと写真を撮って、
次に急げや、急げ!