なまはげ大集合
「なまはげ館」ラストの部屋は、男鹿60地区のなまはげが結集した展示がある。このなまはげ大集合を楽しみにしていたのだ。この部屋を最初に目にしたら、誰もが「わああ〜」とか「ああ〜!!」と驚嘆の声をあげてしまうほどの迫力だ。
あれ?? クライマックスだというのに、ピンぼけ?!
ええっ!!(泣) 次も次も次も! いや、おちつけ! PCだったらこんなとき、一度電源を切るよな。カメラだってデジタルだから同じかも。
しゃー!(オフ) しゅー!(オン)
よっしゃあ〜〜!(小躍り) デジカメの復活だ!
この躍動感! プリミティヴなパワー! 岡元太郎もびっくりな爆発!
う〜ん、地区によってこんなにも「なまはげ」感が違うとは! マグマ大使のようにロボット感漂うもの、包丁でなく鎌をもっているひとも(一揆?・汗)。
このチームは、もはや「なまはげ感」ゼロに近いが、もしかしたら、こちらがもともとの「なまはげ」かもしれない。顔全体が木の皮やヒゲぼうぼうだったりして、これはこれで楽しい。
あ、そこのひと、うつむかないで! はい顔をあげて! となりのひと、バカ笑いしない! あれ? まさかそのおひげは、鍾馗様が紛れ込んでいるんじゃないでしょうね?うしろのひとは、もしかして紙(粘土)のお面ですか? じゃ、撮りますよ〜!
なまはげのパノラマを、さんざん楽しんだ。
出口の先は、おなじみのショップ。選りすぐりの「なまはげグッズ」がいっぱい。
ご存知、ご当地ノートとか、
車のバックウィンドウにつける「子どもが乗ってます」のなまはげバージョンとか、
ご当地リラックマとか。このアンバランスさが、あまりにもかわいくて、つい買ってしまった。
さあ、次はいよいよお隣にある古い「曲がり家」(馬と寝起きを共にする馬小屋と一体化した東北特有の藁葺き家屋)の「なまはげ伝承館」で雰囲気満点のなまはげ体験だ!