東北旅行
月見坂を下る。下りもなかなか足には辛いものがある。しかもお昼になり、空腹に苛まれる(汗) こういうときのために用意した非常食の仙台銘菓「ままどおる」をひとつかじる。今回の旅では、初日の仙台で買った「ままどおる」、大活躍だった。やはり、おでか…
奥州藤原氏の初代・清衡により1124年に建てられたのが金色堂。お堂の内側も外側も、全て金箔が貼られていて、その中には、ご本尊の阿弥陀如来と観音菩薩・勢至菩薩・6体の地蔵菩薩・持国天・増長天と、合計11体もの仏像が陳座している。 金色堂は、それを…
峯薬師堂から先は、ついにデジカメがバッテリーの電池切れだ。昨夜は温泉三昧や、テレビ視聴や鹿踊りを見るのに忙しく、充電を怠った「報い」なので仕方が無いな。 不動堂や大日堂、古くて現在は使われていない「鐘楼」などを通り過ぎ、讃衡蔵(宝物館)まで…
本堂の前で、この先にある峯薬師さまの「目のお守り」を買ったら、売り場の女性が門前の階段での写真を撮ってくださった。そこで「電池残量あと少し」を知らせる点滅が!(ショック) それでも本堂はかろうじて写せました。松の虫籠窓がオシャレだ。 大屋根…
しばらくバスに揺られて、目的地に到着。そして目の前には郵便局! でも簡易郵便局だからなあ。福の神にそっくりな、たったひとりの若き女性局員に、 「あの・・・風景印ありますか?」と、おそるおそる訊ねた。間髪をいれず、 「ございます!」。もちろんで…
この日も早起き。8時すぎに旅館の送迎バスを予約してあるのだ。 6時頃に朝風呂へ行く。温泉に来たら、朝風呂はマストですよ。 浴場にて、昨夜は見逃していた(あるいは男湯と交換されていたのかも)看板を発見。「こちらの露天風呂は、解放感を重視してい…
「お祭り広場」では、マジックショーや伝統芸能「鹿踊り」のアトラクションが、毎夜繰り広げられている。館内放送が入り、まもなく「鹿踊り」が始まる事を知って、お祭り広場に急ぐも、焦ってエレベーターの階を間違えたり、館内で迷ったりして、到着したと…
今夜の温泉宿は、お客の多様なニーズにお応えできるという、全方位的サービスが売りの温泉旅館「愛隣館」だ。家族連れもカップルもビジネスも、一人旅だってオーケーという、懐の深い宿(その分、「面白さ」はないが。いや今回は、宿に面白さを求めてはいな…
遠野ほどではないにしろ、やはり交番は宮沢賢治を意識したイメージで、☆がついている。たしかに、ホシを追いかけるのが仕事ではあるもんな。他はいたってシンプル。 歩道に設置されたオシャレなベンチは、銀河鉄道の夜だ。 マンホールは鹿(しし)踊り、菊、…
花巻といえば、伝統民俗芸能「鹿(しし)踊り」だ。私なんか午前中に、「鹿(しし)踊り手ぬぐい」まで買っている。 なんとなく衣装がアイヌっぽいのは、気のせい? 正面からみると「おとぼけ」な風情もあるのだが、 斜め横45度からみると、なかなか凛々し…
少し早めに駅前に戻り、駅前散策。 駅前には当然のように、「遠野物語」の碑がある。柳田國男による冒頭の言葉。 カッパ池もある。夜にしげしげ見ると、ちょっとコワいかも。 これもたぶん遠野物語に由来するものかもしれないが、むしろその後ろの「遠野物語…
まずは路上観察だ。マンホール・デザインが男鹿では「なまはげ」でなかったように、遠野でも「かっぱ」ではない。市の花「リンドウ」、市の木「イチイ」、市の鳥「ヤマドリ」がデザインされている。 でもやはりカッパのデザインも見たいなあ。 半分欠けてい…
民話というには、ややモダンな遠野駅舎。庇(ひさし)のある駅前って、住民にも観光客にとっても、いい感じだ。木の支えも好もしい。 やはり遠野といえば、かっぱ。今回は時間が限られているため駅前徘徊に留まるので、「かっぱ淵」には行けないから、ここで…
新幹線を乗降する大きな建物とは裏腹に、釜石線の乗り場は駅前の階段のアップダウンを通過しなければならない。大荷物の私はエレベーターはおろかエスカレーターもない、暗いアップダウンは体力勝負で、少々苦労した。やはり「余裕を持って早めに」という旅…
タクシーで駅まで戻る。「次はどこまで行かれるんですか?」という女性の運転手さんに「遠野まで」というと、「電車だと、ずいぶん時間がかかりますよ。このまま高速で行っちゃいますか?」 あいや〜、こんなケチケチ旅なのに、遠野までタクシーなんて卒倒し…
今回は荷物を駅に預けず(ロッカー代をケチったのと、ロッカーまで荷物を取りに行くのが億劫だったのとで)フルバージョンで来た。当然、記念館では荷物をロッカーに預ける。施設のロッカーなので、100円投入し、オープンしたらそれも返却されるというシ…
タクシーを降りて、駐車場から記念館に続くアプローチは森の中。まさに宮沢賢治の世界。フィトンチッドで満ち満ちた小径。 アプローチから最初の広場には、こんな可愛い表示が。 木立の中には、よく見るといろんな「しかけ」が隠れている。 木の洞の前にも。…
8時10分の「こまち」で盛岡に向かうため、6時に起床、7時前には朝食、7時半にはチェックアウト。駅は直ぐそこだというのに、やっぱりぐるぐる迷子に。地図を読めない以前の問題。とはいえ、それも織り込み済みで計画してるから、「乗り遅れ」はない。…
まるで異世界からきたかのように、夜の店先で不安げに、ななまはげが客引きを!! うわ〜! SFのような光景だ。「なんでオレはこんなところにいる? なんでこんなことをしているんだ?」という戸惑いが、コスプレ!?の内側から沁み出しているようだ。この中…
時間ギリギリにタクシー乗り場に急ぐ。 行きとは違う運転手さんで、わりとフツーのオジサンだった。 「秋田のひとはキレイですよねえ!色白だし」というと、 「日照時間が少ないから、やっぱりメラニン色素ができにくいんでしょうねえ。秋田出身でも、U館M子…
予定としては「なまはげ館」と「伝承館」で、時間がいっぱいいっぱいだろうと予想していたので、伝承館のあと時間が少しあれば、もういちど「なまはげ館」に戻り、シアターホールで「なまはげの一夜」(「はげやまの一夜」のパクリか!?)という映像をみよ…
「なまはげ伝承館」は「なまはげ館」の隣にあるので、徒歩1分とかからない。 東北の古い民家「曲がり家」が遠野で見られることを知っていたが、とてもそこまで行く時間がなく泣く泣く諦めたので、伝承館が「曲がり家」だと知ったときには、とてもうれしかっ…
「なまはげ館」ラストの部屋は、男鹿60地区のなまはげが結集した展示がある。このなまはげ大集合を楽しみにしていたのだ。この部屋を最初に目にしたら、誰もが「わああ〜」とか「ああ〜!!」と驚嘆の声をあげてしまうほどの迫力だ。 あれ?? クライマッ…