本堂から峯薬師堂
本堂の前で、この先にある峯薬師さまの「目のお守り」を買ったら、売り場の女性が門前の階段での写真を撮ってくださった。そこで「電池残量あと少し」を知らせる点滅が!(ショック)
それでも本堂はかろうじて写せました。松の虫籠窓がオシャレだ。
大屋根が上品だ。曲線も優美。
彫り物もハイセンスだ。
明治になってから再建されたのね。
なんと、ここにも比叡山延暦寺より分灯された「不滅の法灯」があるんだ! そういえば、比叡山の「不滅の法灯」が消えたとき、山形県の立石寺の分灯を再分灯していたっけ。東北は比叡山(滋賀県)とも縁があるんだなあ。
永らく失われていた本尊の丈六の釈迦如来は、平成25年にできたばかりなのでピカピカ。新しい仏像だから仕方ないけど、ちょっとありがたみに欠ける。平安や室町の仏さまは、長い時間の中をくぐり抜けた、いわば奇跡的な存在なんだということを、改めて知った。
近くにいらしたご夫婦がされていた会話。「◯◯さんが、中尊寺に行くなら、鐘楼は絶対よく見て来なさいね、っていってたから、じっくり見とかないとね」
へええ〜、そうなの?
でもね、ネットで「中尊寺/鐘楼」で検索したら、屋根とか違うんだよね? 別物なのか、すっかり改修されたのか、どっちなんだろう?
追記:境内の案内図を見たら、金色堂の近くに「鐘楼」とあったので、たぶん別物と思われます。
ガイドブックでチェックしていた「峯薬師堂」にお参り。誰もいないから、貸し切りでお参り。
幟にたくさん目がかいてあるのは、目の病気に御利益があるからだそう。個人的にも目には不安が満載なので、しっかりお願いしておく。(このときにはまだわからなかったけど、後日、母が白内障なのを知って、しっかりお参りしておいてよかった!と、つくづく思ったのでした)
絵馬堂にも、目の絵馬がたくさん。今年限定の黄色い「目のお守り」も、しっかりゲットしたしね。