月見坂〜弁慶堂
しばらくバスに揺られて、目的地に到着。そして目の前には郵便局!
でも簡易郵便局だからなあ。福の神にそっくりな、たったひとりの若き女性局員に、
「あの・・・風景印ありますか?」と、おそるおそる訊ねた。間髪をいれず、
「ございます!」。もちろんですとも!といわんばかりの笑み。にこやかにテキパキと押してくださった。
郵便局の近くには、立派な松と塚のようなものが。なんでしょう?
「弁慶の墓」の立て札と矢印。行ってみましょう。
ほほう! 立派な墓石が! いかにも弁慶らしい。
「色かえぬ 松のあるじや 武蔵坊」by 素鳥
では、中尊寺へ出発。
月見坂はかなりの傾斜できつい、という話は聞いていたから驚かないが、ウワサどおりだわ。この段階で、ふうふう、ぜいぜい。
ただし古木が茂り、フェトンチッドの充満する空気と、整地され手すりもある坂なので、登りやすいといえば、登りやすい。マイペースで行きましょう!
人と比べると、樹木の大きさがわかりますよね。
途中、お休み処や軽く食事出来る場所もあって、休み休み登る事も可能。私も帰りにこの茶店で、弁慶餅をいただいた。これが事実上の昼食になった。
こもれび。この日は、朝は冷えたのに、日中は暑いほど。脱いだカーディガンを荷物にしてはいけないと、昔風に腰に巻いてました(汗)
道がでこぼこしないよう、ぬかるまないように、玄関マットのようなものが、坂のところどころに敷かれてました。
弁慶になりきって顔を出してみよー! だってもうすぐ、
弁慶堂なんだもん。
千年前からの有名人だもん、ここは外せない。
遠目からも細工の細かさがよくわかる。
すっくと立つ弁慶堂。かっこいい!
ほらほら、やっぱり丁寧な細工だ。東北の地だからか、雰囲気が関西とはちと違う。
灯籠も不思議な模様だ。