黒書院
以前の記事「紙魚子の小部屋」は下のリンク集から読めます。
黒書院は、1909年(明治42年)、京都・花園にあった旧安井門跡の寝殿を移築したもの。
黒書院の水墨画の襖絵は、1937年(昭和12年)の堂本印象先生筆! わーい、堂本印象先生って、ダイナミックでかっこよくて好き。アバンギャルドなのもいいけど、こういう普通の水墨画も素敵。下は秋草の間。プラス上段の間。
このお部屋は大人しいけれど、次の松の間は、堂本印象先生のダイナミックさが漲ってます。
ほらね、
この松の大胆さったら。
あっ、他のひとのブログを見てたら、「竹の間」っていうのもあって、めちゃめちゃ可愛いリスさんも描かれているのを知る。
kazenonakanotabi.hatenablog.jp
えーん、「竹の間」の写真撮ってなかった(泣) 堂本印象先生の傑作ですな、「竹の間」、可愛すぎます!
杉戸の絵より、「竹の間」撮らなきゃ、自分!
でも黒書院の縁側からのお庭は、可憐なピンクの梅がきれいでしたよ。
スイーツのように甘くまるまるした花です。
縁側でひなたぼっこするには、最高の場所でした。
宸殿の屋根の丸瓦にも桜。懸魚もお洒落。
桜の丸瓦が見え隠れ。
宸殿を名残惜しく振り返りつつ、御殿を出ます。