動かないホテル
おとといT君が帰省したのだが、昨日は私の出勤に合わせて、金沢へ旅立った。私みたいに「夏なら青春18キップ!」みたいなケチケチ旅でない、特急利用の日帰り旅だ。目的は金沢の夏フェス。やっぱり若いなあ。そういえば一昨年くらいにKちゃんも同じフェスにいってたっけな。
で、昨日22時半予定で帰宅するはずだったのが、トラブルで2時間電車が停止して、缶詰になったらしい。本当は米原で下車してウチに帰るはずだったが、米原に到着するのが遅すぎて、もう帰れる電車はない。どうするのか??と思っていたら・・・。
幸い京都まではなんとか走ってくれたので、一旦京都まで行き、そこから折り返しの最終電車(臨時列車?)に乗り、ヘロヘロのヨレヨレのボロボロではあったが、無事帰ってきてくれた。やれやれ。
特急を降りるときにあった車内アナウンスは
「この電車は京都で終点となります。この先、この電車はホテルとなります」だったとか。
ついてないとこぼしていたTくんだったが、「はじめて『電車がホテルになる』アナウンス聞いたわー」と、この話をしたときだけは、半笑いだった。
「走るホテル」の異名があった夜行列車はなくなってしまったが、「ベッドなしの動かない車両ホテル」は、もしかしたらしばしば営業されてるのかも。乗りたくはないけどね。