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紙魚子の小部屋 パート2 plus はてな版 (2009年9月〜)

平凡な主婦の日常と非日常なおでかけ記録、テレビやラジオや読書の感想文、家族のスクープなどを書いています。

紙魚子(しみこ)のおでかけのあれこれ、ユニークな家族、節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物などを書いています。

小豆パワー?

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 昨日は仕事帰りに空腹を抱えていたが、非常食としてよく携帯している「ソイジョイ」を切らしていたので「なんとかしなくては」と駅の自動販売機を見上げてみた。

 いつしか冬仕様となっている自販機には「あったか〜い」と赤字の印のあるものが増えている。飲みものでなく、おなかの足しになるものを探してみたら、ポタージュを発見。

 でも「ポタージュ気分」ではない。その日の気分は「ぜんざい」にぴったりだった。そしてまさしく「ぜんざい」のちいさな缶も、自販機にはあったのだ! 缶入りぜんざいは、ほどよくあったかく、ほどよく甘く、幸せな気分で「ぜんざい」を摂取。

 本日はKちゃんを塾に送ったあと、仕事がらみで八幡堀ちかくにあるティースペース『茶楽(さらく)』へ寄り道する。メニューを仔細に眺めると、あるではありませんか、「白玉ぜんざい」!

 お店の方が「つめたいのですか? あったかいのですか?」と聞いてくださったのに、何の疑いもなく「あったかいので」。

 ほどなくテーブルに届けられた「白玉ぜんざい」は、いかにも『茶楽』らしく、工夫にみちた色彩感覚と味覚のオリジナルだったので、ちょっと息をのんだ。

 黒っぽい小豆色の上にはほぐしたルビー色のザクロの実が何粒かちりばめられており、薄切りリンゴや皮をむいた葡萄が二粒はいっていた。おそるおそる食べてみたが、よく心得られたスタッフの方は、「ぬるめ」にしてくださっていたので、葡萄もおいしくいただけた。抹茶色の白玉と普通の白玉が入っていて、見た目が本当にキレイだった。

 ごちそうさまの後、店主の大橋さんとお仕事(イベント)関係の話をしていたら、職場市内に最近オープンした「ファブリカ村」の北川さんがカウンター席にいらして、大橋さんが紹介してくださり、話に加わってくださる。

 ファブリカ村! ついこの間、ローカルガイドのメール情報で知り、いたく興味を持ったばかりのところだ。以下のように紹介されていた↓

東近江市佐野町の北川織物工業が、カフェ・ショップを併設したものづくり体験の場「ファブリカ村」としてリニューアル。オープンセレモニーが行われた。

麻織物の生産が盛んな東近江市で織物工場として50年間操業してきた北川織物工業。10年前に北川陽子さんが「絣(かすり)工房 ファブリカ」をオープン。独自の麻製品のショップとして話題を呼んだ。

今回のリニューアルでは従来のショップに加えて工場を大幅に改造。ものづくり空間やカフェ、ギャラリー、ステージを備えた場所として生まれかわった。

造形作家の茗荷(みょうが)恭介さんらが関わって作った空間はおしゃれで個性的。古い織物機械も周りに見事に調和している。テーブル・椅子・照明・器など作家作品が上手にちりばめられていて居心地が良い。カフェでおいしいケーキを食べながら癒しの時間が過ごせそうだ。

「ファブリカ村はいろいろな人が集える素敵な場所。ものづくりの心を滋賀から世界に向けて発信したいです」と北川陽子さん。

ステージでのライブや、染めや織物の体験会、さまざまなものづくりのワークショップ、展覧会などのイベントを今後企画していくとのこと。ぜひ気軽に参加してみよう。

 小豆は魔除けって映画『妖怪大戦争』で知ったけど、小豆のパワーは不思議な偶然をももたらすのかも。残念ながら仕事と被る日にしかオープンされていないので、なかなか行けないかもしれないけど、虎視眈々とそんな機会を狙ってみたい。